beacon

Jリーグ最優秀ゴールは広島MF川村拓夢!! “10年越し”の夢叶えた60mスーパーロング弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

サンフレッチェ広島のMF川村拓夢(写真左)

 Jリーグは7日、年間表彰式『Jリーグアウォーズ』を開催し、最優秀ゴール賞にはサンフレッチェ広島のMF川村拓夢が9月3日の第28節・清水エスパルス戦の後半アディショナルタイムに決めたゴールが選ばれた。

 川村は1-0で迎えた清水戦の後半アディショナルタイム5分、相手が前がかりになった自陣左サイドでスローインを受けると、ドリブルで持ち運んで左足を一閃。ゴールから60m超の距離からロングシュートを突き刺した。川村は同38分にも先制点を決めており、この日だけで2ゴール目。後半途中に退場者を出して10人となっていたチームに勝ち点3をもたらした。

 川村は9月の月間ベストゴールに選ばれた際、2012年5月にMF青山敏弘が決めたスーパーロングシュートを思い返しながら「今から10年前、青山選手が同じく60mぐらいのスーパーロングシュートを横浜FM戦で決めました。当時、中学生の僕はエディオンスタジアム広島で観戦しており、『いつかこのスタジアムで同じロングシュートを決めたい』と目標の一つにしていました。10年後にその思いが叶い、本当に嬉しく思っています」とコメントしていた。

 “10年越し”のスーパーゴールがJリーグの歴史に名を刻む一撃となった川村はセレモニーの壇上で「一人少ない状況で1-0で勝っていて、残り時間も少なかったので思い切って打った」と振り返りつつ、「まさか自分がこのような賞をもらえるとは思っていなかったので本当に嬉しい。小さい頃から見てきたスタジアムで取れたので、人生で一番嬉しいゴールだった」と喜びを語った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP