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川崎F谷口彰悟の退団が決定、海外クラブ移籍へ「まだまだサッカー選手として、成長できる可能性はある」

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川崎フロンターレを退団するDF谷口彰悟

 川崎フロンターレは19日、DF谷口彰悟が海外クラブへの移籍を前提とした手続き移行のため、退団することが決定したことを発表した。

 1991年7月15日生まれの31歳は、大津高から筑波大に進学し、14年に川崎Fに加入。初年度からレギュラーとしてプレーし、今季は在籍9年目を迎えていた。全シーズン30試合以上に出場するなど守備の要として君臨し、4度のJ1リーグ制覇に加え、ルヴァン杯、天皇杯優勝も経験。また、日本代表の一員としてカタールW杯に出場すると、スペイン戦とクロアチア戦にフル出場し、ベスト16進出に貢献した。

 谷口はクラブを通じて、以下のようにコメントしている。

「このたび、川崎フロンターレを退団することになりました。たくさん悩み、今回の決断になりました。フロンターレに加入し、たくさんの喜怒哀楽をサポーターの皆さん、フロンターレに関わる全ての皆さんと共有してきました。この体験、経験は私にとって何事にも変えることのできない素晴らしいものとなりました。

強いフロンターレをみんなで作りあげていくこと、ワールドカップでプレーすることは達成できました。しかし、まだまだサッカー選手として、成長できる可能性はあると感じました。これからもフロンターレで自分自身とチームのレベルアップをしていく選択肢もありましたが、海外の全く違ったサッカー環境に身を置き、サッカー選手として成長したいという想いでチャレンジする決断をさせていただきました。

今シーズン、タイトルが一つも取れず、非常に悔しい思いをサポーターのみなさんにさせてしまい、またキャプテンという責任ある立場での決断は非常に申し訳ないと考えています。しかし、残りの自分のサッカー人生の中で、チャレンジをしなかったことの後悔はしたくないと考えました。

私は新しいチャレンジに進みますが、私の中ではフロンターレへの思いは変わりません。日々成長するフロンターレを願っていますし、タイトルの獲得を願っています。私自身もフロンターレと共に成長していく姿を、応援していただいた皆さんに見せていけるように努力していきたいと思います。これからもよろしくお願いします」

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