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元日本代表DF水本裕貴が現役引退を発表「1993年のJリーグ開幕をTVで見てサッカーを始めてから30年経ちました」

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元日本代表DF水本裕貴

 SC相模原は15日、元日本代表DF水本裕貴(37)が現役引退することが決定したと発表した。

 三重県出身の水本は三重高を経て、2004年にジェフユナイテッド千葉でキャリアをスタート。その後は、ガンバ大阪、京都サンガF.C.、サンフレッチェ広島、松本山雅FC、FC町田ゼルビアを渡り歩き、22年に加入した相模原で選手生活に幕を閉じた。

 水本は現役引退にあたり、クラブを通じて次のようにコメントを残している。

「2022シーズンをもって引退することを決断しました。1993年のJリーグ開幕をTVで見てサッカーを始めてから30年経ちました。高校を卒業して19年間プロ選手として闘い続けてこられたのは応援してくださったファン、サポーターの皆様、切磋琢磨したチームメイト、たくさんのことを学ばせてくださった監督、コーチ、素晴らしい環境を整えてくれたクラブスタッフのおかげだと感謝しております。ありがとうございました。

 2011年に頭蓋骨骨折という生死に関わる怪我をしたとき当時8ヶ月だった長女を抱きながらサッカーを諦めようと考えたこともあります。2022年に顎を骨折したときは医師からすぐに引退した方がいいと伝えられました。それでもサッカーへの情熱とたくさんの方の支えのおかげで再びピッチに戻ってこられました。感謝の思いはどれだけ言葉を重ねても言い尽くせないほどです。

 遠征で家を空けることも多く次女には人見知りされたこともあります。練習後に身体をケアするため公園で遊びたい子ども達を連れていくのはいつも妻でした。24時間サッカー中心の生活に付き添ってくれた妻と学校行事にほとんど参加出来ず寂しい思いをさせてばかりだった2人の娘には本当に感謝しております。これからはサッカーを愛するものの1人として指導者の道にチャレンジしたいと思います。今まで本当にありがとうございました」

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