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12年半ぶりJ復帰の香川真司にC大阪・小菊監督「開幕に間に合うようにサポートしていきたい」

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小菊昭雄監督とDF西尾隆矢

 {[c|セレッソ大阪}}は18日、J1開幕節でアルビレックス新潟と対戦する。注目が集まるのは元日本代表MF香川真司の12年半ぶりの復帰。14日のキックオフカンファレンスに出席した21歳のDF西尾隆矢は「真司さんの存在は大きい」と前向きに語った。

 2010年夏にC大阪からドイツ・ドルトムントに移籍し、これまでマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ベシクタシュ(トルコ)、サラゴサ(スペイン)、PAOK(ギリシャ)、シントトロイデン(ベルギー)でプレーしていた香川。今月1日に復帰が正式発表され、12年半ぶりにJリーグでプレーすることになった。

 かつてスカウトとして香川を発掘した小菊昭雄監督は「合流してそんなに長い時間が経っていないが、想像していたコンディション、パフォーマンスよりも非常にいい。大きな怪我をして(昨年11月に)手術した後なので、コミュニケーションを取りながらベストな状態を探っているが、素晴らしい状況」とコンディションに太鼓判。その上で「一歩一歩前進している。この1週間、彼が100%担っていくか見極めながら、彼の存在感は非常に大きなものがあるので、開幕に間に合うようにサポートしていきたい」と起用も前向きに語った。

 また西尾は「小さい頃からテレビで見ていた選手が同じチームにいる」と目を輝かせつつ、「もともといたような感じで皆さんと仲良くなっているし、自分がリーダーシップを取ってチームを引っ張っていくように声かけもしてくれるし、プレーも質が高い」と絶賛。「たくさんのことを勉強させてもらっている。チームとしても真司さんが経験したことの話を聞いたり、真司さんが入ってプラスになった部分がある」と先輩の加入を喜んだ。

 13日には主将のMF清武弘嗣が左ハムストリング筋損傷で長期離脱することが発表され、攻撃を担う上でもチームを引っ張る上でも香川の存在は大きな鍵になる。小菊監督は清武の離脱について「始動日からキャプテンとして非常に強いリーダーシップでチームを引っ張ってくれていたし、パフォーマンスでもここ数年でトップレベルだった。私自身も非常にショックだったし、彼自身も残念だと思う」と述べつつ、「コロナであったり怪我人だったり色んなアクシデントがある中、攻守に規律のあるチームを作ってきた自負がある。彼の気持ちをチームで背負って、キヨの離脱をチーム全員でカバーできるように戦っていきたい」と意気込みを述べた。

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