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岩手MF加々美登生の活動禁止処分が解除「強い覚悟を持って一日一日サッカーに打ち込みたい」

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岩手がMF加々美登生への処分を解除

 いわてグルージャ盛岡は28日、MF加々美登生(24)に下していた減俸、無期限でのチーム活動への参加・出場禁止処分を解除すると発表した。同日からチームに合流する。

 加々美は昨年10月29日、チームメイトのDFタビナス・ポール・ビスマルクが飲酒したことを認識しながら、同選手が運転する車に乗車。ビスマルクは道路交通法違反(酒気帯び運転)として検挙され、契約解除となっていた。

 この事案を受け同月、クラブは加々美に対して厳重注意をするとともに、減俸、無期限でのチーム活動への参加禁止、練習試合等への出場禁止処分を下し、謹慎期間中の地域貢献活動への参加を言い渡していた。

 岩手の秋田豊社長はクラブを通じて「おおよそ4か月間、謹慎期間中の地域貢献活動への参加(クラブのホーム活動や地域貢献)を積極的に行って参りました。子どもたちと日々かかわりながら社会の大切さを学び、また、雪ん子見守り隊では、地域の方々にむけて活動をしてきたりなど、本人が自分や大切な方々を守る大切さを学んできました」と加々美の活動を報告。その上で「そろそろチームに合流させる時期が来たと判断し、2月28日にチームに合流いたします」と処分の解除を明らかにしている。なお公式戦への出場については「試合はまだ出場という形は考えておりませんが、加々美登生選手の様子を見守りながら判断していきたいと考えております」とコメントしている。

 加々美は「この度は私の重大な過失により多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。また、ここまで自分を支えてくださった方々に感謝申し上げます。日々の感謝を忘れずに、自分らしさを出し、強い覚悟を持って一日一日サッカーに打ち込みたいと思います。これからもよろしくお願いします」と再起を誓っている。

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