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FC東京“レインメーカー”コンビ爆誕! 仲川輝人が松木との連係で今季2点目! 初プロレス観戦も前向き「玖生と一緒に」

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FW仲川輝人(左)とMF松木玖生が“レインメーカー”ポーズ

[4.9 J1第7節 FC東京 2-2 湘南 味スタ]

 得点後には“レインメーカー”ポーズで歓声を浴びた。FC東京FW仲川輝人は前半30分に先制ゴール。「難しい体勢だったんですけど、気持ちで押し込んだ」と振り返った。

 直近の公式戦で連敗を喫し、勢いを失っていたFC東京。序盤から攻勢を強めたものの、その流れは続かず、徐々に湘南ベルマーレのハイプレスに押し込まれていく。「人につく守備が湘南の良さ。でも、それを一人がはがせばチャンスにもつながる。そこの攻防だったと思います」。仲川は反撃の隙をうかがい、前半30分に牙を剥く。

 FC東京は左サイドからパスをつなぎ、DF中村帆高からパスを受けた仲川が、右サイドからPA内に折り返す。MF松木玖生がトラップしながらPA右に前進。仲川も「シュートかクロスか、どっちかで来るかなと思っていた。その準備というか、それがいち早く反応しようと思っていた」とゴール前に詰めていく。松木のシュートが相手GKにはじかれると、こぼれたボールを仲川が押し込んだ。

 得点後にはプロレス好きの松木を誘い、この日ゲストに来ていたプロレスラー、オカダ・カズチカ氏の“レインメーカー”ポーズを取ったという。仲川自身はプロレス観戦は未体験。だが、試合後には「ぜひ行く機会があれば玖生と一緒に」と興味をのぞかせていた。

 試合は得点の奪い合いの末、2-2のドロー。リーグ戦3試合で勝利から遠ざかっている。プレシーズンのキャンプで培った連係は、度重なる怪我人の発生で鳴りを潜めた。だが、仲川は「今日の試合から続々と復帰してきて、十分な戦力で戦えるとは思っている」と前向きだ。「一人ひとりのクオリティは高いので、ここからコンビネーションだったり、そのイマジネーションだったり想像力だったり、そこは合わせられる」と今後の復調に自信を見せた。 

(取材・文 石川祐介)
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