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チャンス量産もG大阪、ダービー4連敗…宇佐美「もったいない」食野「いろんな負けで一番悔しい」

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[5.3 J1第11節 G大阪1-2C大阪 パナスタ]

 チームの低迷を象徴する結果なのだろうか。チャンスの数では上回ったガンバ大阪だが、結果は1-2。リーグ戦の大阪ダービーはこれで4連敗となった。「前後半を通じて特に相手のチャンスもなかったですし、2失点のシーンだけなので。もったいないと言うか…」。後半11分の同点弾をアシストしていたFW宇佐美貴史も悔しさを噛みしめた。

「決めきる力がなかった。相手は2本の決定機を得点に結びつけた。そこの質。一発があるというところで2発食らった。それ以外は主導権を握れていたと思うけど。悔しいですね」(宇佐美)

 5試合ぶりのベンチ入りで先発に抜擢されていたMF食野亮太郎は、特別に気持ちを入れて臨んでいたという。実際、前半から積極的にプレー。3月のルヴァン杯での対戦で、後半アディショナルタイムに得点していたいいイメージのまま、試合に入ることが出来ていた。

 ただ食野は同点としたすぐあとの後半15分に目の辺りを痛めて負傷交代。その意味でも不完全燃焼に終わった。ミックスゾーンでは「いろんな試合で負けて来たけど、一番悔しいですね」とポツリ。ただ「次の試合もすぐにやってくる。そこにフォーカスするしかない」と切り替えの重要性も強調していた。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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