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RADWIMPS制作のJ30周年記念アンセム名は『大団円』野田洋次郎さん「すがる想いで吉田麻也選手に…」

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国立競技場でライブパフォーマンスを予定

 Jリーグは8日、今月14日に行うJ1リーグ第13節・鹿島対名古屋(国立)で初披露する30周年記念アンセムについて、楽曲タイトルが『大団円』に決まったことを発表した。

 30周年記念アンセムは人気ロックバンド・RADWIMPSが制作。鹿島対名古屋でのオープニングセレモニーで中学生・高校生とのコラボレーションによるライブパフォーマンスを予定し、新たにラッパーのZORN氏が参加することも決定した。

 RADWIMPSのメンバーである野田洋次郎さんはJリーグを通じ、以下のようにコメントしている。

「Jリーグの皆さんから、『Jリーグ開幕30周年を記念したアンセムを作ってほしい』『この先も永くJリーグと共に歩んでいってもらえる曲を作ってほしい』と依頼を受けたのはもう1年半以上前だったと記憶しています。僕は決してサッカー少年というわけではありません。ですが僕が小さい時にJリーグは開幕し、父の影響で試合を何度も観に行かせてもらいました。高校時代の日韓ワールドカップ、毎試合仲間と横浜のパブリックビューイングで応援し、チュニジア戦は大阪長居スタジアムまで観戦しに行きました。翌日声が一切出なくなるまで声援を送り続けたことをまだ鮮明に記憶しています。あの独特のスタジアムの空気、仲間と団結して声を上げる瞬間を人生の節々で味わってきました。

 お話をいただき、光栄なのと同時に大きな責任を感じました。選手、そしてサポーターの皆さんと近い魂で響き合う曲が作りたいと思いました。そして今までのJリーグの歴史、さらにはこれから長く続くリーグの物語とずっと寄り添っていける曲でありたいと思いました。

 改めて国立競技場での試合を観戦させてもらい、また、すがる想いで吉田麻也選手にメールインタビューもさせてもらいました。そこにあったいくつもの生々しい、偽らざる言葉にたくさんの影響を受けました。

 3か月ほどかけてようやく楽曲の骨格が見えてきた時、さらなる起爆剤がこの曲にほしいと思いました。『ZORNのラップが入ったらどうなるんだろう』。元々彼の書くリリック、そしてラップのファンだった僕は妄想をし始めたら止まらなくなったのです。この特殊なチャレンジを共にしてみようと決断してくれた彼に大きな感謝です。この楽曲にさらなる血肉を、決意と咆哮を吹き込んでくれてありがとう。

 5月14日の国立競技場ではこの30年間のJリーグに対する敬意と祝祭を、そして未来に向けた大きな飛躍を込めて演奏させていただきます。はじめての国立競技場での演奏、個人的にもとても楽しみです」

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