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神戸FW武藤嘉紀、“ピンクヘアー”のバルセロナ21歳DFに脱帽「してやられたなと」

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FW武藤嘉紀とDFジュリアン・アラウージョのマッチアップ

[6.6 国際親善試合 神戸 0-2 バルセロナ 国立]

 ヴィッセル神戸は0-2で迎えた後半44分、終盤に起用されたFW大迫勇也の完璧なスルーパスが相手の最終ライン裏に通ると、FW武藤嘉紀が絶妙なタイミングで抜け出し、この日一番のビッグチャンスを迎えた。

 ところが、シュートフェイントから左に持ち出した武藤のシュートは、ピンクの髪がトレードマークのバルセロナDFジュリアン・アラウージョに難なく対応され、苦し紛れのシュートは枠外へ。バルセロナが期待を寄せる21歳のDFに対人戦での違いを見せつけられる形に終わった。

 アメリカ出身のJ・アラウージョは21歳のDF。今季開幕前にロサンゼルス・ギャラクシーから2026年までの契約で加入したものの、移籍手続きの不備によってトップチーム登録ができず、今季はスペイン3部相当のバルセロナBで登録されていた。この日は左右のサイドバックでピッチに立ち、今季のJリーグ首位を走る神戸の攻撃陣を見事に抑え込んだ。

 武藤は試合後、自身の決定機について「対応がうまかった。久しぶりに感じたというか、キックフェイントを入れてもブレずに、いいところを消していた。してやられたなという感じ」と21歳DFの対応に脱帽。また前半にマッチアップを繰り広げたMF汰木康也も「身体に強く来る部分とかスピードはちょっとJリーガーにない感じがした。でも楽しかった」と高い能力に目を見張っていた。

(取材・文 竹内達也)
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