beacon

C大阪が北野颯太のJリーグ初得点で劇的勝利!! 神戸は7試合ぶり黒星で暫定2位に後退

このエントリーをはてなブックマークに追加

C大阪が神戸に劇的な勝利

[6.10 J1第17節 C大阪 2-1 神戸 ヨドコウ]

 J1第17節が10日に行われ、6位セレッソ大阪はホームで首位ヴィッセル神戸に2-1で競り勝った。終了間際に勝ち越す劇的な展開で2試合ぶりの白星。一方の神戸は7戦ぶりの黒星を喫した。他会場で同勝ち点の2位だった横浜F・マリノスが勝ったため、神戸は消化試合が1つ少ない中で暫定2位に後退している。

 機材トラブルの発生により、VARの適用なしで始まった一戦。前半をスコアレスで折り返すと、機材トラブル解消でVAR適用に変更された後半の開始早々にゲームが動く。

 後半5分、C大阪のDF舩木翔が左サイドの深い位置からクロスを供給。ゴール前のMFジョルディ・クルークスがヘディングで叩き込み、加入後初得点を挙げた。

 しかし、神戸は直後の後半6分に追い付く。右サイドのMF佐々木大樹が中央へパスを送ると、FW大迫勇也のスルーからFW武藤嘉紀がボールを受け、ドリブルでペナルティエリア右へ。武藤の横パスをMF山口蛍が反転しながら受け、左足のシュートで今季5ゴール目を記録した。

 後半16分には右CKからキッカーのDF初瀬亮がクロスを入れ、ファーの佐々木が頭で押し込む。しかし、ゴール前にいたMF齊藤未月のオフサイドを取られ、得点は認められず。VARの介入もなかった。

 その後、スコアが動かないまま時間が経過したものの、C大阪が後半アディショナルタイム3分に劇的な勝ち越し弾を奪う。GKヤン・ハンビンのロングフィードは前に出たGK前川黛也に阻まれるが、前川のコントロールミスを見逃さなかったFW北野颯太がボールを奪い、無人のゴールに左足でシュート。これがネットを揺らし、北野のJリーグ初得点が決勝ゴールとなった。

 C大阪の次節は代表ウィーク明けの24日に開催され、敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦。神戸は25日にアウェーでアビスパ福岡と顔を合わせる。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第17節 スコア速報

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP