元日本代表DFの槙野智章氏が12日に放送された『推しといつまでも』に出演した。槙野氏に関する感動的な内容に出演者が号泣し、話題となっている。

　番組は“推し”とされている著名人がファンの自宅に訪問するというもの。槙野氏は小学3年生のファンのもとへ訪れ、少年からのおもてなしを受けた。サッカーをプレーする際に両腕にテーピングを巻くなど槙野氏を “憧れの人”と公言する少年は、同氏が行きつけの飲食店のメニューを参考にした手料理を振る舞うなどして貴重な時間を満喫していた。

　出演者が号泣した感動的なシーンは、少年がおもてなしを終えて槙野氏にサプライズを披露した場面。着用していた槙野氏のユニフォームを脱ぎ、「槙野さんの笑顔が僕たちを気持ちよく応援させてくれました。ありがとう」と書かれたアンダーシャツを見せたのだ。

　これは槙野氏が浦和レッズ所属時の2021年J1最終節で行ったパフォーマンスを再現したもの。当時、槙野氏がこの試合で勇退する村上伸次主審に「村上さんの笑顔が僕たちを気持ちよくプレーさせてくれました」と記したアンダーシャツを見せて話題になっていた。少年がJリーグ30周年のベストシーン候補にも選出された場面を本人にサプライズで行うと、父親は槙野氏にイエローカードを手渡す。村上主審が行ったように、槙野氏は少年へイエローカードを提示した。

　少年が名シーンを再現したことには理由があったようだ。この試合当日、少年は偶然槙野氏に出会い、写真を撮ってもらったのだという。思い出の日に起きた名シーンを本人に披露するという粋な演出だった。槙野氏も思わず「あのシーンじゃないか!」と興奮。「泣きそうだよ」と語り、メッセージ入りボールをプレゼント。さらにノエビアスタジアム神戸に行き、一緒にボールを蹴るお返しをした。

　一連の感動的な場面にスタジオで映像を見た小山慶一郎さんらは号泣。指原莉乃さんは「もう涙残っていません」とコメントしていた。

---

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集ページ