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5位・長崎が増山&フアンマ弾で上位対決を制す! 2位・東京Vは大学生MFがJデビュー戦で初ゴールも敗戦

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[7.5 J2第24節 東京V 1-2 長崎 味スタ]

 J2リーグは5日に第24節を行った。東京ヴェルディV・ファーレン長崎の対戦は、長崎が2-1で勝利した。

 東京Vは前節・ロアッソ熊本戦(○1-0)を制し、4試合無敗の連勝で2位浮上。5位の長崎をホームに迎えた。東京Vは前半14分、MF齋藤功佑がシュートを放つも枠外。互いにチャンスを作り合う中、先制したのは長崎だった。

 前半29分、長崎は敵陣付近でMF鍬先祐弥がボールを奪う。MF加藤大が浮き球パスをPA右に送ると、FWフアンマ・デルガドがヘディングでポストプレー。PA内に走り込んだMF増山朝陽が豪快に右足シュートを叩き込んだ。増山にとって今季加入後初ゴールとなった。

 東京Vは後半アディショナルタイム、MF森田晃樹がPA左から右足シュートも枠外。前半は0-1と追いかける展開のまま折り返した。ハーフタイムには2枚替え。MF甲田英將とMF稲見哲行が投入された。

 後半5分、長崎はMFカイオ・セザールが2度目の警告を受け、退場処分に。残り時間を10人で戦わなければいけなくなった。追いかける東京Vは同22分、2025シーズン加入内定の東洋大MF新井悠太が途中出場でJリーグデビューを果たした。

 再びスコアが動いたのは後半23分。長崎は相手守備陣のクリアミスを突き、フアンマが敵陣に入り込む。浮いたボールをボレーで叩き込み、得点ランク首位タイとなる今季14点目を挙げた。

 東京Vはデビューの新井が躍動。左サイドからカットインをして、右足を一閃。ゴール左隅に決め切り、Jリーグ初ゴールで1-2と点差を縮めた。

 だが、2位・東京Vの追走はそこまでで、1-2の敗戦で首位追走が失速。5位・長崎はそのまま逃げ切り、2試合ぶりの勝利で上位進出に弾みをつけた。

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