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FC東京がクラモフスキー監督体制2度目の連勝! 渡邊凌磨が今季3点目、東慶悟は4年ぶりゴール! 京都は連敗喫する

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FC東京が連勝

[8.12 J1第23節 FC東京 2-0 京都 味スタ]

 J1リーグは12日に第23節を行った。FC東京京都サンガF.C.の対戦は、FC東京が2-0で勝利。6月24日の第18節・名古屋グランパス戦からチームを率いるピーター・クラモフスキー監督体制で2度目の連勝を果たした。

 前節・セレッソ大阪戦で3試合ぶりの勝利を手にしたFC東京は、メンバーの変更なし。4-2-1-3の布陣で、GKは野澤大志ブランドン、4バックは左からDF長友佑都、DFエンリケ・トレヴィザン、DF森重真人、古巣対戦のDF白井康介。ボランチ2人は前節決勝ゴールのMF松木玖生とMF小泉慶。2列目は左からMF俵積田晃太、MF東慶悟、Mf渡邊凌磨で、1トップはFWディエゴ・オリヴェイラとなった。

 京都は前節・柏戦で0-1と敗戦。先発4人を変更し、新加入GKク・ソンユンが初出場で、MF川崎颯太、MF谷内田哲平、FW山田楓喜がスタメン復帰した。4-1-2-3の布陣を敷き、GKはク・ソンユン、4バックは左からDF佐藤響、DF麻田将吾、DF井上黎生人、DF福田心之助。アンカーはMF金子大毅で、インサイドハーフは川崎と谷内田。前線3枚は左からFW豊川雄太、FW山崎凌吾、山田が並んだ。[両スタメン&布陣]

 序盤はFC東京が敵陣に迫る。前半8分にはD・オリヴェイラが松木との連係からPA左に入り込む。シュートは惜しくも枠外に外れた。同15分には松木が左サイドからPA左に進入するが、GKソンユンの飛び出しに阻まれた。21分には白井のクロスから相手のクリアのこぼれ球を東が落とし、渡邊がボレー。しかしゴール枠外に逸れていった。

 京都の攻撃をいなしながら、ゲームを支配するFC東京。前半36分に均衡を破る。白井が右サイドの深い位置からクロスを上げると、ゴール前で東とGKソンユンが交錯。こぼれたボールを渡邊が押し込み、先制ゴールを奪った。

 京都は前半40分に佐藤が左足で浮き球パスをPA右に飛ばす。豊川が頭で合わせるが、ゴール左外に外れた。前半はそのまま終了し、FC東京が1-0のリードで折り返した。

 後半開始から京都の攻勢を受けるFC東京だが、大きく崩れない。すると後半13分にセットプレーから追加点を奪う。右CKはPA手前までクリアされるが、長友がPA右にロングパス。トレヴィザンが頭で折り返すと、東が胸トラップから右足ボレーを叩き込む。2019年3月2日のJ1第2節・湘南ベルマーレ戦以来となる4年5か月10日ぶりのゴールとなった。

 後がない京都は後半17分に2枚替え。豊川と山田を下げ、FW木下康介と古巣対戦となるFW原大智を投入する。同22分にはFC東京も交代カードを2枚切る。渡邊と俵積田に代え、負傷から復帰したFW仲川輝人とMFアダイウトンを入れた。京都はさらに24分、佐藤と山崎を下げ、DF三竿雄斗とFWパトリックを出場させる。

 前線に長身FWを揃えた京都は前半26分、その特長を生かす。谷内田からパスを受けた福田が右サイドから大きくクロス。ファーサイドの三竿が合わせるが、GK野澤のセーブに遭う。こぼれ球をパトリックが押し込もうとするが、森重の好守備にも阻まれた。

 このときのプレーで松木がもも裏を気にする仕草を見せる。後半30分にそのまま途中交代となった。2点目を決めた東も下がり、MFジャジャ・シルバとMF塚川孝輝が出場した。京都も同32分に井上が足首をひねって痛める。DFアピアタウィア久がピッチに入った。FC東京は37分にD・オリヴェイラを下げ、DF木本恭生の投入で守備を固める。

 試合はそのまま終了し、FC東京が2-0で勝利。19日の次節には横浜F・マリノスと対戦する。

(取材・文 石川祐介)
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