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「あれだけの大怪我をした直後に…」湘南ユース時代の同僚DFが齊藤未月からのメッセージ明かす

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大怪我を負ったMF齊藤未月

 SHIBUYA CITY FC(東京都1部)のDF大津佑和が21日に自身のX(旧ツイッター/@yuwa05158)を更新し、湘南ベルマーレユース時代のチームメイトであるヴィッセル神戸MF齊藤未月から送られてきたメッセージを明かした。

 齊藤は19日のJ1第24節・柏レイソル戦で負傷。神戸市内の病院で検査を受けた結果、左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷と診断された。

 クラブからのリリース後、齊藤は自身のインスタグラム(@mitsukisaito)でファン・サポーターに向けてメッセージ。「まず初めに皆さんたくさんのメッセージをくださり感謝の気持ちでいっぱいです。ご存知の通り時間のかかる怪我になってしまいました。怪我をして一番感じていることは自分がプレーできなくて辛いのではなく、自分のプレーしている姿を家族や妻、ファンサポーター、いつもサポートしている方々に魅せれないことだと感じています。自分がなんの為にサッカー選手になったのか、なぜ活躍したいのか、なぜ日本代表や海外でプレーしたいのか。その理由が明確になっただけでも意味のある怪我だとすでに感じています」と心境を綴った。

 続けて「とにかく今はゆっくり時間をかけて復活するためのプランを自分の中で考えておきます!どこかで僕に会った時は悲しい顔をせず笑顔でエネルギーを僕にください!! 全部吸い取って強くなるので」と発信。「そして今できることはヴィッセル神戸の優勝の為に力を貸すことです。ポジティブなエネルギーをチームにもたらせるように全力で向き合いたいと思います。まだまだこっからです」と優勝争いを演じるチームへのサポートを約束し、「本当にどれだけ時間がかかるかわからないですけどなんとしても復活します」と誓った。

 齊藤の大怪我を受け、ファンだけでなく古巣クラブや選手たちからも激励の声が寄せられる中、湘南のアカデミー時代の同僚で同い年の大津は「あれだけの大怪我をした直後にこのようなメッセージをくれました」と報告。「俺が帰ってくる時にはプロの舞台にいてくれよ」と書かれたメッセージのスクリーンショットと、湘南アカデミーで一緒にプレーしていた頃の集合写真を掲載した。

 神戸によると、齊藤の全治は現時点で約1年の見込みとなっている。

 大津は「こういった言葉をくれる人間性を持っているから、Jの舞台で物凄い活躍ができるのだと思います」と齊藤を称賛するとともに「僕は今サッカー出来ることに感謝して、日々を大切にしながら全力でプレーします」と決意。「またピッチで躍動する姿を待ってます。頑張れ未月」と盟友にエールを送った。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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