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浦和はショルツのPKど真ん中先制ゴールも…新潟はU-22日本代表選出の小見がJ1初ゴールでドロー

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浦和と新潟は痛み分けのドロー

[9.2 J1第26節 新潟 1-1 浦和 デンカS]

 J1リーグは2日に第26節を行った。アルビレックス新潟浦和レッズの対戦は1-1のドローで痛み分けとなった。

 新潟が序盤からチャンスを作る。前半7分、DFトーマス・デンが古巣めがけて鋭いミドルシュートを放つ。しかし、ボールは大きくゴール枠外に外れていった。浦和は同22分にアクシデント発生。MF大久保智明の負傷でMF安居海渡が投入された。

 暗雲立ち込める浦和だが、前半26分には決定機。MF岩尾憲のロングフィードからDF酒井宏樹が落とし、最後は日本代表選出のMF伊藤敦樹がボレー。だが、こちらもゴールから逸れていった。

 前半37分、浦和に絶好機がやってくる。右CKからMF関根貴大がヘディングシュートを放つと、MF長倉幹樹にブロックされる。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックで長倉のハンドが認められ、浦和がPKを獲得。DFアレクサンダー・ショルツがど真ん中にシュートを決め切り、先制に成功した。

 新潟は前半を0-1で折り返し、後半に追いつきたいが得点は遠い。後半28分には3枚替え。MF秋山裕紀、そしてU-22日本代表に選出された2選手、MF三戸舜介とFW小見洋太がピッチに入った。三戸は投入直後、右サイドからカットインで入り込んで左足シュート。しかしGK西川周作に阻まれる。さらに秋山も中盤からミドルシュートを放つが、ゴール枠外に外れていった。同34分にはMF松田詠太郎を出場させ、さらに攻勢を強めていく。

 すると後半36分、新潟が試合を振り出しに戻す。松田がPA手前から左足シュートを放つと、敵陣PA内でショルツに当たる。そのボールを小見がすかさずゴールに押し込み、1-1の同点ゴール。小見は今季初ゴール、そしてJ1初ゴールとなった。

 さらに新潟は後半42分にも浦和のゴールを脅かす。長倉が相手のマークを受けながら射程範囲まで入り込むと、左足シュート。低い弾道はわずかにゴール左外に逸れていった。

 浦和は終了間際にショルツが右肩を痛めるもプレー続行。試合はそのまま終了して1-1のドロー。上位進出を狙いたかった4位浦和だが、勝ち点1を分け合う形となった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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