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清水はまたも痛恨ドロー…猛攻実らず徳島とスコアレス決着

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[9.3 J2第33節 清水 0-0 徳島 アイスタ]

 J2リーグは3日、各地で第33節を開催した。IAIスタジアム日本平では3位清水エスパルスと17位徳島ヴォルティスが対戦。0-0で引き分けた。

 1年でのJ1復帰に向けて勝ち点3が欲しい清水と、J2残留へ3連勝を目指す徳島の一戦。試合は立ち上がりからホームチームが攻勢に転じた。

 清水は前半3分にMFカルリーニョス・ジュニオがゴール前で決定機を迎えるも、こちらはGKホセ・アウレリオ・スアレスが好セーブ。そこからは前線のFWチアゴ・サンタナをターゲットにしつつ、ボールを前進させると、MF神谷優太が幾度となくゴール前に顔を出した。

 前半36分には、右サイドで得たフリーキックから神谷が入れたボールにカルリーニョス・ジュニオとDF高橋祐治が飛び込むも、触ることができない。対する徳島は堅い守備でゴールを許さず、試合はスコアレのまま前半を折り返した。

 ハーフタイムで両チームの交代はなかったものの、後半開始早々に清水にアクシデント。カルリーニョス・ジュニオが右膝を痛めた様子で座り込み、MFベンジャミン・コロリとの交代でピッチを後にした。

 清水は後半の入りから攻撃の手を強めると、怒涛の攻めで徳島ゴールを脅かす。同11分にはMFホナウドのパスでDF山原怜音がペナルティエリア内左に侵入するも、角度のないところからのシュートは相手に阻まれた。同12分にはDF原輝綺が遠めから狙ったが、シュートはスアレスの正面。先制点が遠い。

 押し込まれる時間帯が続く徳島は後半16分に2枚替え。MF柿谷曜一朗、MF浜下瑛に代えてMF杉本太郎、FW西野太陽を投入し、攻撃の活性化を図った。同19分には右サイドから攻撃を仕掛けると、杉本のクロスにFW森海渡がトラップからシュート。しかし、ここはGK権田修一のビッグセーブに遭った。

 ゴールが欲しい両チームは交代枠を使いながら打開を目指す。清水は後半30分にFW北川航也とMF宮本航汰を投入。徳島も同タイミングでFW渡大生をピッチへ送り込んだ。試合終盤にかけて互いにゴール前まで迫ったが、スコアレスのままタイムアップ。勝ち点1を分け合った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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