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後半45分の吉尾同点弾で横浜FM3連敗は免れる…鳥栖はFW富樫のPK失敗など3度枠を叩く

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同点弾を決めた吉尾海夏

[9.15 J1第27節 横浜FM1-1鳥栖 ニッパツ]

 悪天候の影響で30分開始が遅れた横浜F・マリノスサガン鳥栖の一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 前半最大の決定機は22分、鳥栖は左サイドからDF菊地泰智が中央に出すと、エリア手前でコントロールしたFW堀米勇輝が強烈なミドルを放つ。しかしクロスバーを叩くと、跳ね返ったボールも堀米に戻るが、シュートが枠内に飛ぶことはなかった。

 後半に入るとすぐに横浜FMにもチャンスが訪れる。CKの流れから右サイドでDF村上悠緋が奪い返してクロスを上げると、ニアでFWアンデルソン・ロペスが合わせる。しかしポストに嫌われると、同17分には鳥栖がMF河原創のミドルでゴールに迫るが、これもクロスバーに嫌われた。

 そして後半25分、大きな得点機が鳥栖にやってくる。エリア内でFW富樫敬真がDF永戸勝也にユニフォームを引っ張られて倒されたとして、VARが介入。主審のオン・フィールド・レビューを経て、鳥栖にPKが与えられる。しかし富樫が蹴ったPKは左ポストを直撃。なかなか先制点が遠い。

 鳥栖は後半39分から特別指定選手の拓殖大3年生MF日野翔太を投入し、リーグ戦デビューさせる。そして同42分、左サイドからカットインして右足を振りぬいたMF長沼洋一のミドルがゴールネットを揺らす。鳥栖が終盤に先制に成功する。

 しかし横浜FMも簡単には終わらせない。後半45分、左サイドからドリブルを開始したMF吉尾海夏が、エリア内でMFエウベルとワンツー。リターンをワンタッチで流し込み、すぐに同点に追いついた。

 試合はこのまま1-1で終了。横浜FMはリーグの連敗を2で止めたものの、暫定首位に立つことはできず。鳥栖は7戦勝ちなし(3分4敗)となった。 

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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