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元日本代表MF小野伸二が今季限りで現役引退…“相棒”が「そろそろ休ませてくれと言うので」

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MF小野伸二が現役引退へ

 北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二(44)が27日、今季限りでの現役引退を表明した。

 小野は背番号と同じ44歳の誕生日を迎えたこの日に自身のインスタグラム(@shinjiono7)を更新。「皆さまに、ご報告があります」と書き出し、次のように綴った。

「サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」

「まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます」

「最後まで応援よろしくお願いします」

 清水商業高出身の小野は1998年に浦和へ入団。日本代表が初出場を果たした同年のフランスW杯でメンバーに選出され、日本代表史上最年少の18歳272日でW杯のピッチに立った。1999年のワールドユース(現U-20W杯)ではキャプテンとして準優勝に貢献。“黄金世代”の1人として国際舞台で活躍し、W杯には3大会連続で出場している。

 2001年にはフェイエノールト(オランダ)へ移籍し、2002年にUEFAカップ優勝を経験。浦和に復帰した2006年にはJ1優勝と天皇杯制覇の2冠に貢献した。その後、ボーフム(ドイツ)、清水エスパルス、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)と渡り歩き、2014年に札幌へ加入。2019年途中からFC琉球に期限付き移籍し、2021年から札幌に復帰した。今季はここまでJ1リーグ戦での出番はなく、天皇杯2試合の出場となっている。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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