beacon

“静岡ダービー”は藤枝に軍配! 2位・清水はJ1復帰へ痛恨黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.30 J2第37節 藤枝 2-0 清水 藤枝サ]

 J2リーグは30日、第37節を開催した。15位藤枝MYFCはホームで2位清水エスパルスと対戦。2-0で勝利した。

 ここ3戦無敗、3試合ぶりの白星を狙う藤枝と、1年でのJ1復帰へ向けて2試合ぶりの勝利を目指す清水の“静岡ダービー”。立ち上がりにゴールに迫ったのはホームチームだった。藤枝は前半4分、左サイドをMF横山暁之がドリブルで持ち上がると、カットインから右足でシュート。しかし、ここはGK権田修一が好セーブを見せて難を逃れた。

 清水は前半14分、右サイドでコーナーキックを得るとデザインした形でチャンスを作る。キッカーを務めたDF山原怜音が近くのMF乾貴士に預けると、MF白崎凌兵とのワンツーでペナルティエリア内に侵入。最後は左足でゴールを狙ったが枠を捉えることができなかった。

 その後は一進一退の攻防となると、清水は最終ラインからボールを繋いで前線のFWチアゴ・サンタナをターゲットにボールを前進。藤枝も丁寧にパスを回して攻撃の機会をうかがった。

 試合はスコアレスで前半を折り返すと、後半立ち上がりは清水に好機。同5分に相手ゴール前に攻め込むと、MFカルリーニョス・ジュニオの落としにMFホナウドが右足を振る。遠めから放ったシュートはGK北村海チディがストップ。体を目いっぱい伸ばして弾き出した。

 すると、守護神の好守に攻撃陣が応える。後半9分、FW矢村健がペナルティエリア手前でMFアンデルソンのパスを受けると、プレスに来た相手を交わして右足一閃。豪快なシュートをゴールに突き刺して先制に成功した。

 さらに藤枝は後半25分、DF鈴木翔太が前線の左サイドに高いボールを入れると、清水DF北爪健吾がヘディングで権田に下げたボールを横山がカット。ワンタッチでゴールに決めて点差を広げた。

 2点ビハインドの清水は縦へのスピードを上げて敵陣に攻め込むも、シュートを打ち切ることができない。交代枠を使いながら反撃を試みたが、ゴールが遠かった。試合は藤枝が2-0で勝利し、3試合ぶりの白星を飾った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集ページ

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP