プレーオフ出場に届かない7位で今季の戦いを終えたV・ファーレン長崎は17日、FW都倉賢(37)とDF高橋峻希(33)の契約満了を発表した。

　経験豊富な2選手がチームを去ることになった。

　都倉は川崎フロンターレでトップ昇格後に神戸や札幌、C大阪などでプレー。21年に長崎に加入し、3シーズンを戦った。今季はJ2で22試合に出場して1得点だった。

　高橋は浦和レッズのアカデミー出身で、トップ昇格後に千葉や神戸などでプレー。22年に柏から加入し、今季はJ2で23試合に出場していた。

　以下、コメント。

●都倉
「年間、良い時も悪い時もありましたが、どんな時でも信じて共に戦ってくれたファン・サポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、心残りとしては希望に溢れる新スタジアムをV・ファーレン長崎の選手としてプレーできないことです。新スタジアムには、対戦相手として、また、いちサッカーファンとして行けることを楽しみにしてます。僕自身、引き続きチャレンジ精神を持って、誰よりも自分のことを自分が信じて、これからも大好きなサッカーを続けていきたいと思っています。 ここで過ごせたことは人生の財産です。3年間本当にありがとうございました」

●高橋
「目標であったJ1昇格を達成することができず、悔しさが残りますが、来シーズン以降、昇格できるようにこれからも陰ながら応援しています。 短い間ではありましたが、良い仲間、スタッフに恵まれ、そしてどんな時でも熱く、時には厳しくしてくれる長崎のファン・サポーターと一緒に戦えたことを誇りに思います。 本当に2年間ありがとうございました!」