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長崎が千葉に3発逆転勝利! 一時PO圏浮上も…他会場の結果で7位フィニッシュ

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長崎が千葉に3-1で逆転勝利

[11.12 J2第42節 千葉 1-3 長崎 フクアリ]

 J2第42節が12日に開催され、8位V・ファーレン長崎は敵地で5位ジェフユナイテッド千葉を3-1で下した。序盤に先制を許しながらも、3ゴールを挙げて逆転。このままいけばJ1昇格プレーオフ出場圏内の6位という状況だったが、他会場の結果により、惜しくも7位に終わった。

 すでにJ1昇格プレーオフ進出を確定させた千葉と、プレーオフに進むためには勝利が絶対条件の長崎が激突した一戦。先手を取った千葉だった。

 前半12分、左CKからキッカーのMF田口泰士が右足でクロスを送ると、ニアのDF鈴木大輔やFWドゥドゥが立て続けに競り、最後はこぼれ球をMF見木友哉がヘディングで押し込んだ。

 対する長崎は前半21分に追い付く。MFマルコス・ギリェルメのスルーパスからMF澤田崇が抜け出し、ペナルティエリア中央から右足でシュート。ゴール右に決め、スコアを1-1とした。

 さらに後半18分、高い位置でボールを奪ったMF松澤海斗がペナルティエリア左で鈴木大に倒され、PKを獲得。キッカーのFWフアンマ・デルガドが右足でゴール左に決めるが、蹴る前に味方選手がボックス内に入ったとして、やり直しとなる。しかし、フアンマは動じない。今度は右足でゴール右に蹴り込み、得点ランキング首位の今季26ゴール目で2-1とゲームをひっくり返した。

 後半37分にはGK波多野豪が前線へ大きくパントキック。千葉の鈴木大が先に体を入れてGK鈴木椋大に処理を任せようとするが、後ろから諦めずに追ったMF増山朝陽が伸ばした右足でボールに触る。これがゴールに転がり込み、3-1とリードを広げた。

 他会場では勝ち点64で並ぶ6位ヴァンフォーレ甲府と7位モンテディオ山形が1-1の同点。このまま終われば勝ち点62の長崎が6位でのプレーオフ進出だったが、山形が土壇場で2-1と勝ち越し、甲府や千葉を抜いて5位に浮上した。

 この結果、3-1で勝利した長崎は7位。千葉は6位でのプレーオフ参戦となった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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