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清水がGK大久保択生ら3選手の契約満了を発表「PKを止めて皆さんと喜び合えなかったことが心残り」

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GK大久保択生ら清水3選手が契約満了

 清水エスパルスは6日、GK大久保択生(34)、DF井林章(33)、MF神谷優太(26)と来季の契約を締結せず、今季限りで契約満了とすることを決定したと発表した。

 清水は今季J2リーグ戦を4位で終え、J1昇格プレーオフに進出。モンテディオ山形との準決勝を突破し、東京ヴェルディとの決勝では終盤まで1-0でリードしていた。しかし、後半アディショナルタイムに同点PK弾を浴びて1-1のドロー。レギュレーションにより、1年でのJ1復帰は叶わなかった。

 大久保は2019年途中から清水に所属し、今季はルヴァン杯6試合、天皇杯1試合に出場。プレーオフでは欠場したGK権田修一に代わって全2試合に出場した。

 井林は2021年途中にサンフレッチェ広島から完全移籍。今季はJ2リーグ戦18試合で3得点を記録したほか、ルヴァン杯5試合に出場した。

 神谷は2022年に柏レイソルから完全移籍し、今季はJ2リーグ戦22試合で3得点をマーク。ルヴァン杯では2試合に出場した。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント

●GK大久保択生
(おおくぼ・たくお)
■生年月日
1989年9月18日(34歳)
■出身地
東京都
■身長/体重
190cm/92kg
■経歴
砂町サッカークラブ-帝京中-帝京高-横浜FC-千葉-長崎-FC東京-鳥栖-清水
■代表・選抜歴
U-18・20日本代表
■出場歴
J1リーグ:48試合
J2リーグ:136試合
J3リーグ:10試合
カップ戦:17試合
天皇杯:12試合
■コメント
『今シーズンをもちまして契約満了となり、清水エスパルスを離れることになりました。2019年の夏から4年半の間、清水エスパルスの選手として戦えたことを誇りに思います。どんな時でも変わらずに応援してくださったサポーターの皆様には感謝しかありません。プレーオフ決勝のあの最高の応援の中で、PKを止めて皆さんと喜び合えなかったことが心残りで、自分の実力不足を痛感しています。来年も清水エスパルスでプレーできないのは寂しいですが、来年こそJ1へ昇格して強いエスパルスになることを楽しみにしています。まだまだ現役を続けるつもりなので、またアイスタでプレーする姿を見せれるように頑張りたいと思います。
4年半ありがとうございました』

●DF井林章
(いばやし・あきら)
■生年月日
1990年9月5日(33歳)
■出身地
広島県
■身長/体重
179cm/70kg
■経歴
コスモ東広島FC-びんごJrユース-広島皆実高-関西学院大-東京V-広島-清水
■出場歴
J1リーグ:39試合
J2リーグ:227試合11得点
カップ戦:11試合
天皇杯:13試合1得点
■コメント
『このたび、清水エスパルスを退団することになりました。まずは昨年の降格のこと、そして今年J1昇格を果たせなかったこと、本当に申し訳なく思います。2年前の夏にきてから苦しい時間ばかりでしたが、自分らしさを出すことはできたと思うので過ごした時間に悔いはありません。また清水エスパルスが躍動することを祈っています。井林軍団は解散となりますが、皆さんの記憶に留めておいていただけると嬉しいです。本当にありがとうございました』

●MF神谷優太
(かみや・ゆうた)
■生年月日
1997年4月24日(26歳)
■出身地
山形県
■身長/体重
174cm/67kg
■経歴
OSAフォルトナ山形-SFCジェラーレ-東京Vジュニア-東京VJrユース-東京Vユース-青森山田高-湘南-愛媛-湘南-愛媛-湘南-柏-清水
■出場歴
J1リーグ:79試合7得点
J2リーグ:95試合16得点
カップ戦:17試合1得点
天皇杯:4試合
■コメント
『2年間、短い間でしたがありがとうございました。満了と言う形で終わってしまったこと、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。清水でJ1昇格し、皆さんとたくさんの喜びを分かちあいたかったです。それが叶わない現実をすごく残念に思っています。
しかし、それがサッカー選手の人生です。ここ数年、怪我に苦しみ中々満足するプレーができなく悩んだ時期が多かったですが、トレーナーやスタッフの方々のおかげで、今年1年最後までピッチの上で終えることができました。まだ今後のことは決まっていませんが、人生なるようになると思っています。もちろん努力することを怠らないよう毎日必死で頑張ります。僕の人生にはいつも分岐点があります。正しい道は分かりませんが、迷わず自分が思った道に進みたいと思います。これからも応援よろしくお願いします』
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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