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いわきから主力2選手が移籍…22年J3リーグMVP&得点王の有田は山形、岩渕は岡山へ

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 いわきFCは15日、FW有田稜(24)がモンテディオ山形に完全移籍すること、MF岩渕弘人(26)がファジアーノ岡山に完全移籍することをそれぞれ発表した。

 有田は国士舘大を卒業後、2022シーズンからいわきに加入。同シーズンではJ3リーグで17ゴールを挙げてMVP、得点王、ベストイレブンの3タイトルを受賞。今シーズンはJ2リーグで3ゴールと得点数は控えめだったが、6アシストでチームトップの数字を出していた。

 クラブ公式サイトを通じ、有田は「いわきFCに関わる皆さん、2年間ありがとうございました。いわきFCというクラブで、プロのキャリアをスタートできたことを誇りに思っています!」と感謝。「いことも苦しいことも沢山ありましたが、その分幸せで最高な瞬間をたくさん経験でき、皆さんに感謝しかありません。皆さんと喜怒哀楽できた2年間は僕の宝物です。最後になりますが、僕の挑戦はこれからも続いていきます。子供に夢を与える、見ている方々に勇気や感動を与える、こんな選手になれるようにまた1から頑張ります!またスタジアムで会える日を楽しみにしています!ありがとうございました」と伝えている。

 岩渕は仙台大を卒業後、20シーズンからいわきへ。初年度は怪我に苦しんだが、22シーズンはJ3リーグで31試合10得点を記録。今シーズンはJ2リーグで20試合7得点を記録していた。

 クラブ公式サイトを通じ、岩渕は「まず初めに、いわきFCに関わる全ての皆さま、4年間ありがとうございました。このたびファジアーノ岡山に移籍することを決断しました」と報告。「大学を卒業してから4年間、いわきFCのユニフォームを着てJFL、J3、J2の舞台でいわきのために戦えたこと、とても幸せな時間でした。2年連続の優勝、昇格は自分にとって宝物です。また、昨年の大怪我から復帰し、試合に出場できたのは間違いなく皆さんの支えや応援があったからこそです。これからも選手を支え、一緒に戦っていただければと思います」と感謝を伝えた。

 さらに、岩渕は「最後に19番を応援してくれていた方々に、このような悲しい報告をしてしまい、本当に申し訳ありません。いわきを離れるという決断をするのは難しく、とても迷いましたが、新しい環境に身を置きチャレンジしたいという気持ちが強かったです。長くないサッカー人生、後悔のないように、いわきで学んだことを忘れず、1日1日を大切に謙虚に貪欲に楽しんでいきます。クラブを離れますが、応援していただけければ嬉しいです。そして皆さんの前でプレーをするのが今から楽しみです。愛のあるブーイングを楽しみにしてます!あいしてるいわき」と決意を述べている。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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