FC東京は22日、V・ファーレン長崎に期限付き移籍しているGK波多野豪(25)が復帰することを発表した。

　波多野は2021シーズンのJ1で31試合に出場するも翌季は同1試合にとどまり、今季は小学生から過ごしたクラブを離れて長崎で武者修行をした。J2全42試合に出場したほかフェアプレー個人賞も受賞するなど大きな経験を積み、FC東京に帰還する。

　FC東京を通じて「ただいまMi casa(我が家)!! またFC東京でプレーできること嬉しく思います!」と喜びを示しつつ、「初めてFC東京のサッカーを外から観ていて少し寂しさは感じていました。 2024シーズンは勢いがあり、強いFC東京を取り戻し、チーム全体で一体感を持って戦い、ファン・サポーターのみなさんと笑顔でシーズンを終われればと思っています!」と意気込みを伝えている。

　東京ヴェルディのJ1昇格に伴う東京ダービーに向けても闘志を燃やし、「東京は青赤ということを証明しましょう!」などとコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィールと長崎を通じたコメント

●GK波多野豪
(はたの・ごう)
■生年月日
1998年5月25日(25歳)
■出身地
東京都
■身長/体重
198㎝/98kg
■経歴
FC東京U-15むさし-FC東京U-18-FC 東京-長崎
■コメント
「1年間という短い間でしたが、V・ファーレン長崎でプレーできたことは僕にとって誇りであり、とても幸せでした! 皆さんの期待に応えるような活躍、結果を残せず本当に悔しいです。楽しかった勝利のカンターレができなくなり、大好きになった長崎の街を離れるのはとても寂しいですが、僕も選手として更に成長し、上の舞台へ駆け上がっていきたいなと思いこの決断をしました。どんな時でも僕たち選手を後押ししてくれるファン・サポーターの方々には、感謝してもしきれません! また次会うときは、J1 の舞台でお会いしましょう。本当にありがとうございました! 長崎最高でした!」

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