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片野坂監督と森山監督の新指揮官対決はドロー…仙台は“新加入”MF相良が先制点も、大分は“再加入”FW長沢駿が同点弾

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[2.25 J2第1節 大分 1-1 仙台 レゾド]

 J2リーグは25日に第1節を行った。大分トリニータベガルタ仙台の対戦は、1-1でドロー。サンフレッチェ広島での元チームメイトでもある大分・片野坂知宏監督と仙台・森山佳郎監督の新指揮官対決は痛み分けとなった。

 片野坂監督が4シーズンぶりに復帰した大分。4-2-3-1の布陣で、GKは濱田太郎。4バックは左からDF香川勇気、DF安藤智哉、DFペレイラ、DF藤原優大(←町田)。2ボランチはMF弓場将輝とMF保田堅心。2列目は左からMF野村直輝、MF渡邉新太、MF松尾勇佑。1トップはFW宇津元伸弥が入った。

 仙台も新指揮官としてU-17日本代表の森山監督を招へい。4-4-2の布陣を敷き、GKは林彰洋、4バックは左からDF石尾陸登(←仙台大)、DF菅田真啓、DF小出悠太、DF高田椋汰(←秋田)。2ボランチはMF長澤和輝とMF工藤蒼生。左サイドハーフはMF相良竜之介(←鳥栖)、右サイドハーフはMFオナイウ情滋。2トップはFW中島元彦とFW中山仁斗が並んだ。

 先制点は仙台が挙げた。前半22分、GK濱田のパスミスを奪ったオナイウがドリブルでPA手前へ。パスを受けた相良がPA内でキックフェイントから右足シュート。昨季のレンタルから今季完全移籍となった21歳が冷静にゴールに流し込み、仙台のファーストゴールを手にした。

 前半を0-1で折り返した大分は後半11分に3枚替え。宇津元、松尾、ペレイラを下げ、FW長沢駿、MF野嶽惇也、MF中川寛斗が入る。仙台も同18分に2枚替え。長澤と相良に代えて、MF鎌田大夢とMF郷家友太を投入した。28分には石尾と中山が下がり、DFマテウス・モラエスとFW菅原龍之助が出場している。

 大分は後半31分、弓場からDF薩川淳貴に交代させると、38分に同点に追いつく。中盤から保田が鋭い縦パスを送り、薩川が反応。PA左まで入り込んで折り返すと、最後は長沢がプッシュ。昨シーズンの契約満了から再契約となった35歳FWが値千金のゴールを挙げ、1-1と試合を振り出しに戻した。

 後半42分、大分は野村に代えてMF小酒井新大(←中京大)がJデビュー。仙台も中島からMF遠藤康が出場する。試合はそのまま終了し、1-1で引き分けた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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