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白熱“神奈川ダービー”はスコアレスで終了…横浜FM宮市の決定機はクロスバー、川崎Fは後半に退場者出すも耐える

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横浜FM対川崎Fはスコアレスドローに終わった

[4.3 J1第6節 横浜FM0-0川崎F 日産ス]

 横浜F・マリノス川崎フロンターレは0-0で引き分けた。

 10位の川崎Fと11位の横浜FMによる神奈川ダービー。互いに浮上のきっかけを掴みたい一戦は、冷たい雨が降る中でキックオフした。

 ホームの横浜FMは、前節の名古屋戦から先発4人を変更。前節で途中出場して、前十字靭帯損傷からの復帰戦を迎えていたDF畠中槙之輔が今季初先発。FW宮市亮も今季初先発となり、前節は出場停止だったGKポープ・ウィリアムも先発に復帰した。対する川崎Fのスタメンには変更はなかった。

 前半から互いにチャンスを作る展開になった。序盤押し込んだのは川崎F。しかし前半4分にDF瀬川祐輔のアーリークロスからFWエリソンが合わせてゴールネットを揺らした場面がオフサイドとなるなど、決め切ることが出来ない。

 横浜FMも徐々に盛り返すと、前半終盤には立て続けにゴール前で決定機を迎える。しかしこちらも38分のDF松原健のクロスにファーサイドから飛び込んだ宮市のシュートはクロスバーを直撃。同43分のCKを頭で合わせた畠中のシュートは、GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれた。

 スコアレスで後半に折り返すことになるが、前半終了間際に川崎FはDF三浦颯太が負傷のために立ち上がれなくなり、DF佐々木旭と交代。アクシデントで交代カードを切ることを余儀なくされた。

 後半に入ってもスコアがなかなか動かない展開になる。先に横浜FMは後半13分にMF天野純、MF加藤蓮、MF山根陸の3枚を一気に投入。流れを掴みに行くと、すかさず川崎Fも同17分にFW山田新、FWマルシーニョの攻撃的な2枚を投入。こちらも1点を取りに行く姿勢をみせる。

 後半26分、この試合の大きなポイントを迎えた。横浜FMがエリア右から攻め込んだ場面で、松原からボールを奪いに行ったマルシーニョの足が松原の足に入ってしまう。木村博之主審はイエローカードを出したが、VARが介入。オン・フィールド・レビューを経て、レッドカードに変更され、川崎Fは残り時間を10人で戦うことになった。

 しかし試合はこのままスコアレスで終了。ともに今季初となる引き分けゲームとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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