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神戸に後半ATドラマ!! 負傷明けのFW大迫勇也がアシスト、FW武藤嘉紀の土壇場千金弾で湘南下して今季初の連勝

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神戸が劇的な勝利

[4.20 J1第9節 湘南 0–1 神戸 レモンS]

 J1リーグは20日、各地で第9節を開催した。ヴィッセル神戸湘南ベルマーレに1-0で勝利した。

 神戸はFW武藤嘉紀を中心に攻め込んでいく。前半22分にはDF酒井高徳が敵陣ペナルティーエリア内でDF畑大雅からボールを奪い、コントロールシュート。これはGK馬渡洋樹がセーブした。湘南は同24分、初先発のFW石井久継が折り返したボールにFWルキアンが合わせたが、大きく枠を外れた。その後もスコアは動かず、ハーフタイムを迎えた。

 守勢に回った湘南は後半の初めからDF杉岡大暉とMF奥野耕平を投入する。すると後半3分に決定機。ルキアンが右サイドで粘ってクロスを送るとファーサイドに走り込んだ杉岡がシュートする。ボールはGK前川黛也が反応できないコースに飛んだが、DF{{}山川哲史}がゴールラインの手前でクリアした。同14分にはMF阿部浩之がミドルシュートでゴールに迫るも、枠の上に外れた。

 神戸は流れを取り戻すべく、後半18分にFW大迫勇也を投入する。大迫は2節前の横浜FM戦(●1-2)で負傷交代して以来の出場となった。するとファーストプレーでいきなりゴールネットを揺らすも、パスを出したMF井出遥也のオフサイドで認められず。ただ、いきなり存在感を示した。

 それでも神戸がペースを握る展開とはならず、拮抗したまま時間が経過。湘南は後半42分に奥野がミドルシュートを放つも、枠に飛ばない。神戸は同43分、セットプレーの流れからDFマテウス・トゥーレルが右足でシュートをしたが、わずかに枠の右に外れた。後半45分には湘南のCKでFW鈴木章斗がヘディングシュートを打つ。これも枠には飛ばない。

 すると後半アディショナルタイム、大迫がゴール前で粘ると武藤にラストパス。これを武藤が決め、値千金のゴールとなった。試合はそのまま1-0で終わり、神戸が今季初の2連勝を飾っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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