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名古屋が開幕無敗のC大阪に土つける! 2連勝で6戦負けなし

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[4.21 J1第9節 名古屋 2-1 C大阪 豊田ス]

 J1リーグは21日、第9節を開催した。9位名古屋グランパスはホームで1位セレッソ大阪と対戦し、2-1で勝利した。

 ここ5戦無敗、2連勝を狙う名古屋と、首位キープに向けて開幕無敗を維持し、3連勝を目指すC大阪の一戦。試合は立ち上がりからアウェーチームが攻勢に転じた。

 C大阪は前半13分、左サイドからのコーナーキックをDF舩木翔が頭で合わせるも、ここはGKランゲラックの好セーブに遭う。同29分にはMF柴山昌也が敵陣ハーフウェーライン付近から持ち上がって右足を振ったが、こちらもランゲラックに抑えられた。

 主導権を握られながらもゴールを許さない名古屋は、先頭のFW永井謙佑をターゲットにしつつ、ボールを前進させた。両サイドのMF山中亮輔とMF内田宅哉が起点に。鋭い攻撃で先制点を狙った。

 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半20分に得点が生まれた。名古屋は左サイドでコーナーキックを得ると、MF森島司が右足で入れたボールがファーサイドに流れる。MF和泉竜司が打ち込んだシュートはGKキム・ジンヒョンに止められたが、こぼれ球をDF三國ケネディエブスが詰めた。

 1点ビハインドとなったC大阪は、すぐさま試合を振り出しに戻す。後半22分、前線からプレッシャーを仕掛けると、ランゲラックのパスが弱くなったところをFWルーカス・フェルナンデスがかっさらって右サイドから切り込む。ゴール前に通したボールをFWレオ・セアラが押し込もうとすると、戻りながらスライディングした三國のオウンゴールを誘った。

 ホームで勝利が欲しい名古屋。すると後半37分、敵陣ハーフウェーライン付近、左サイドのところでフリーキックを得ると、DF河面旺成が左足で大きく入れたボールをFWパトリックが頭で折り返す。ワンバウンドして浮き上がったところを永井が右足ボレーで流し入れた。

 名古屋は終盤にかけて耐える時間帯が続いたが、2-1で逃げ切りに成功。2連勝を飾った。C大阪は今季初黒星で、首位をFC町田ゼルビアに明け渡している。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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