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“脳震盪による交代”の新ルールが判明!! Jリーグは相手にも交代枠追加、英プレミアは交代人数減へ

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脳震盪による交代が正式ルールへ

 国際サッカー評議会(IFAB)は公式サイトを通じ、原則7月から施行される2024-25競技規則の改正点である「脳震盪による交代ルール」について説明した。今後は「各チーム最大1人まで、使用すると相手チームに自由交代枠と交代回数が1つずつ追加」となる。

 IFABは2021年1月から脳震盪による交代ルールの試験導入を実施。脳震盪の疑いがある選手が発生した場合、選手の安全を確保するために残りの交代枠と交代回数に関係なく交代することができる。これまでは「各チーム最大1人まで」のA方式と「各チーム最大2人まで、使用ごとに相手チームに自由交代枠と交代回数が1つずつ追加」のB方式が用意され、大会ごとに選ぶ方式だった。JリーグはA方式を採用し、プレミアリーグなどはB方式で行われている。

 およそ3年間のトライアルを踏まえ、IFABは新競技規則から正式なルールにすることを決定。脳震盪による交代ルールを採用するかは大会側の判断になるが、方式は従来の2案をミックスさせ、「各チーム最大1人まで、使用すると相手チームに自由交代枠と交代回数が1つずつ追加」というものに単一化された。

 したがって新競技規則を適用すると、Jリーグは対戦相手の交代枠1つと回数が1つ追加されることになり、プレミアリーグは最大人数が1人に減ることになる。

 なお、選手の安全を最優先とするため、審判団は脳震盪による交代枠を使用できるかどうかを判断してはいけない。チームが使用を希望した場合は受け入れなければいけないが、仮に不適切な使用が疑われる場合は大会運営組織に報告することになる。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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