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3発勝利の仙台が暫定首位に

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[3.13 J1第2節 仙台 3-1 大宮 ユアスタ]

 J1昇格組のベガルタ仙台が開幕2連勝で暫定首位に立った。同じく開幕戦で白星スタートを切った大宮アルディージャと対戦した仙台は前半34分、左CKでのポジション争いからDF渡辺広大がPKを獲得。これを北朝鮮代表MF梁勇基が右足でゴールへと沈めて先制した。対する大宮は40分、PAやや外で得た右FKをDFマトがゴール左隅へ決めて同点に追いついた。

 だが、仙台はその2分後の42分、梁の右FKがファーサイドへ流れるとDFエリゼウが右足でゴールへと流し込み勝ち越す。仙台は後半25分にも梁の右CKを中央のエリゼウが頭でつなぎ、最後は途中出場のMFフェルナンジーニョが貴重な追加点。大宮の反撃を振り切り3-1で勝った。

 試合後のインタビューで大宮の張外龍監督が「硬くなってしまった。警戒していたセットプレーにやられてしまった」と振り返ったのに対し、仙台の手倉森誠監督は「(開幕戦の勝利により)大宮が前に来てくれたからやりやすかった。きょうのゲームは会心でしした」と喜んだ。
 仙台は名古屋に勝った川崎Fとともに2連勝。得失点差で1点上回り、暫定首位に立った。

(文 吉田太郎)

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