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近距離で頭→オーバーヘッド→肩の“リレー弾”…鳥栖とドローの仙台がGL突破決める

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仙台と鳥栖は1-1のドロー

[4.24 ルヴァン杯グループB第4節 仙台1-1鳥栖 ユアスタ]

 ルヴァンカップのグループリーグ第4節が24日に行われ、B組では首位ベガルタ仙台がホームで2位タイのサガン鳥栖と1-1で引き分けた。前半43分に鳥栖のFW趙東建に先制ゴールを献上したが、後半13分にセットプレーからFW長沢駿が同点弾をマーク。開幕4戦無敗(3勝1分)とし、グループリーグ突破を決めた。

 仙台は17位、鳥栖は最下位と、リーグ戦で苦しむチーム同士の対決。ルヴァン杯では開幕3戦全勝で首位を走る仙台は、従来の3バックではなく4-4-2で臨んだ。対する鳥栖も4-4-2。ミラーゲームとなった一戦は膠着状態が続き、スコアレスのまま時間が過ぎていく。

 仙台は開始30分過ぎから5-3-2にシステム変更。しかし、先制したのは鳥栖だった。前半43分、高い位置でのボール奪取からMF安庸佑が右前方にパスをつなぎ、趙東建がPA内右に進入。前に出たGK関憲太郎の上を越す右足のチップキックで流し込み、1-0とした。

 しかし、仙台は後半13分に追いつく。右CKからキッカーのMF永戸勝也がクロスを送ると、ファーのDF照山颯人が頭で合わせ、浮き上がったボールを自らバックヘッドでつなぐ。これをDF平岡康裕が右足のバイシクルでゴール方向に蹴り込み、最後は長沢が右肩でプッシュ。狭いエリアで細かく複数選手を経由する珍しい得点となった。

 さらに後半34分、左サイドのFKから永戸が再び左足で正確なクロスを入れ、ファーのDF大岩一貴が右足で決める。だが、オフサイドを取られて逆転ゴールとはならず。鳥栖も同アディショナルタイム4分にMFイサック・クエンカのシュートの跳ね返りをMF高橋秀人がヘッドで押し込むが、オフサイドの判定。互いに2点目が生まれず、1-1で試合終了を迎えた。

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