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久保建英ら投入もスコアレス…仙台は首位通過が決定、FC東京は最終節に持ち越し

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秩父宮の一戦はスコアレス

[5.8 ルヴァン杯グループB第5節 FC東京0-0仙台 秩父宮]

 ルヴァン杯は8日、グループステージ第5節を行い、FC東京ベガルタ仙台は0-0で引き分けた。堅守で最後まで耐えた仙台は無敗を守り、これで首位通過が決定。FC東京の突破は決まらず、最終節に持ち越しとなった。

 FC東京は前節G大阪戦から5人を入れ替え、DF渡辺剛、FW田川亨介らを先発起用。仙台は前節の川崎F戦(1-3)から全員を変更し、DF照山颯人らが起用された。[スタメン&布陣はコチラ]

 すでにグループステージ突破を決めた仙台も継続して4-4-2を採用したミラーゲームは前半14分、FC東京がミスからあわやの場面を迎える。MF橋本拳人のパスがDF渡辺剛に当たり、こぼれ球にFW石原直樹が反応。距離のある位置だったが、ダイレクトでロングシュート。しかし、急いで戻ったGK林彰洋が阻み、難を凌いだ。

 FC東京はMF高萩洋次郎のボール奪取からカウンターを発動し、FW永井謙佑がゴールに迫ったが、スコアレスで前半を終えた。後半開始と同時に2人を入れ替え、永井に代えてMF久保建英、大森に代えてMF東慶悟を投入。4-2-3-1に変更し、田川を1トップに2列目は右からMFナ・サンホ、久保、東が並んだ。

 後半13分、裏へのボールに猛スピードで抜け出した田川が飛び出したGK関憲太郎と衝突し、両者がピッチに倒れ込んだ。関は担架で運び出され、後半16分にGK川浪吾郎と交代。田川はプレーに戻った。後半22分にはDF道渕諒平のバックパスを受けたGK川浪がトラップすると、久保が隙を見逃さずに詰めたが、川浪が間一髪で蹴り出した。

 久保の高精度FKからFC東京が立て続けにチャンスをつくったが、堅守に跳ね返される。仙台も後半29分、PA手前の位置からMF梁勇基が右足を振り抜いたが、これはGK林彰洋が左手一本でセーブ。FC東京が終盤も決定機をつくったが、川浪ら守備陣が最後まで粘り、そのままスコアレスで試合を終えた。FC東京は最終節で鳥栖と対戦する。

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