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仙台ルーキーFW加藤千尋が大暴れ!!「10年に一度」のゴラッソ含む1G1A、惨敗広島はPO進出ならず

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仙台はFW加藤千尋が1ゴール1アシスト

[5.19 ルヴァン杯D組第6節 仙台3-0広島 ユアスタ]

 ルヴァンカップは19日、グループリーグ第6節を各地で行い、D組のベガルタ仙台サンフレッチェ広島を3-0で破った。流通経済大出身のルーキーFW加藤千尋が1ゴール1アシストの大活躍。一方、広島は勝てばプレーオフステージ進出が決まる状況だったが、3失点の惨敗でグループリーグ敗退となった。

 試合の主導権を握ったのはすでにグループリーグ敗退が決まっていた仙台。まずは前半12分、中盤からの浮き球のスルーパスを受けたDF真瀬拓海がペナルティエリア内でトラップし、シュートチャンスを迎えると、後方からDFエゼキエウのチャージを受けて転倒。PKの笛は鳴らなかったが、1点ものの決定機を迎えた。

 仙台は前半15分、左サイドを突破したDF蜂須賀孝治のクロスにMF佐々木匠が合わせるも、ボレーシュートは左枠外。その後は広島がやや盛り返したが、仙台が先に試合を動かした。前半34分、MF松下佳貴の浮き球パスに加藤千が左サイドに抜け出すと、折り返しのボールに佐々木が反応。今度は右足ダイレクトで落ち着いて流し込んだ。

 仙台はさらに後半11分、左サイドから蜂須賀がスローインを送り込むと、これを振り向きざまに受けた加藤千が角度のないところから果敢なボレーシュート。これがファーポストに当たってゴールマウスに吸い込まれ、仙台が2点のリードを奪った。まさかの位置から決まったゴラッソには、中継で解説を担当した佐藤寿人氏も「10年に一度くらいの素晴らしいゴール」「世界に配信されるゴール」と絶賛した。

 なおも止まらない仙台は後半30分、敵陣にプレッシャーをかけたDFアピアタウィア久のボール奪取からFWマルティノスが右サイドを切り裂き、カットインシュートでゴール。グループリーグ敗退が決まっていた状況で、意地のゴールラッシュを披露した。

 仙台は後半44分、高校2年生で仙台ユース所属のFW加藤壱盛がピッチに立ち、Jリーグデビュー。完勝劇に花を添えた。一方、他会場で2位の清水エスパルスが敗れたため、3位の広島は勝てばグループリーグを突破するチャンスがあったが、この敗戦で敗退が決まった。

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