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神戸の新たな武器、マシカが驚異的なスピード見せつけ2発!POステージ進出決定

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[5.19 ルヴァン杯グループB第6節 徳島0-3神戸 鳴門大塚]

 ヴィッセル神戸徳島ヴォルティスを3-0で下し、プレーオフステージ進出を決めた。

 最終節、勝ち点5で並ぶ3チームで残り1つの勝ち上がり枠を目指す戦いを神戸が制した。

 グループBはFC東京が1位通過をすでに決定。しかし神戸、徳島、大分トリニータの3チームが勝ち点5で並ぶ状況で最終決戦を迎えた。最終節は神戸が徳島、大分がFC東京と対戦。最終的に勝ち点で並んだ場合は当該対戦成績が優先されるため、神戸は勝てば自力で突破を決めることができる一戦だった。

 そして神戸は開始2分の先制点で試合を優位に進めた。MF増山朝陽のマイナスクロスにMF山口蛍が反応。ダイレクトで蹴り込んだシュートが左ポストを叩きながらゴールネットに収まる。

 その後もMFアユブ・マシカやFWリンコンを中心とした攻撃陣が迫力のある攻撃を続けると、後半7分にはMF安井拓也のスルーパスで裏を取ったマシカがGKを浮き球で外すシュートで追加点を奪う。

 ケニア代表FWの待望来日初ゴールで突き放した神戸は、後半21分からMFアンドレス・イニエスタを投入。落ち着いた試合運びでゲームを終わらせに行く。そして後半アディショナルタイム3分には相手CKからボールを奪うと、マシカが自陣からドリブル突破。驚異的なスピードで相手ゴール前まで一気に持ち込むと、GKとの1対1を難なく制してダメを押した。

 先制点を決めた山口は「勝つしか考えていなかった。結果として3-0。いい結果がもたらせたことは良かった」とホッと胸をなでおろした。

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