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20歳MF吉田温紀が劇的決勝弾!! 名古屋が延長戦の死闘を制す!! 鹿島は復帰の柴崎が同点弾お膳立ても競り負ける

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名古屋グランパスが準決勝へ

[9.10 ルヴァン杯準々決勝第2戦 鹿島 1-2 名古屋 カシマ]

 YBCルヴァンカップ2023は10日、準々決勝第2戦を開催した。カシマスタジアムでは鹿島アントラーズ名古屋グランパスが対戦。2-1の勝利を収めた名古屋が、2試合合計3-2として準決勝進出を決めた。

 6日に豊田スタジアムで開催された第1戦は1-1のドロー。鹿島は同試合から先発3人を入れ替え、FW松村優太、MF樋口雄太、DF溝口修平らを先発起用。そして、7シーズンぶりに復帰したMF柴崎岳がベンチ入りを果たした。一方の名古屋は第1戦から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。

 いきなり試合を動かしたのはアウェーの名古屋だった。前半3分、MF和泉竜司が蹴り出した左CKをゴール前でフリーになったFW中島大嘉がヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1-0と名古屋がリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負う鹿島は溝口に代えて柴崎をピッチへと送り込む。すると、6分、柴崎の縦パスを中央で受けたFW仲間隼斗が左に持ち出して左足のシュート。MF野上結貴に当たってコースが変わったボールはゴールマウスに吸い込まれ、鹿島が試合を振り出しに戻した。

 その後スコアは動かずに1-1、2試合合計2-2のまま延長戦に突入。すると、PK戦もちらつき始めた延長後半14分に劇的なゴールが生まれる。MF吉田温紀がミドルレンジから思い切りよく放ったシュートが相手選手に当たってコースが変わると、そのままネットを揺らし、名古屋が2-1の勝利を収めた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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