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浦和は不安要素を残してルヴァン杯準決勝第2戦へ…スコルジャ監督「結果は内容を反映していないものになった」

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マチェイ・スコルジャ監督

[10.11 ルヴァン杯準決勝第1戦 横浜FM 1-0 浦和 日産ス]

 ルヴァン杯優勝の道が険しくなった。浦和レッズは日産スタジアムでの準決勝第1戦で0-1の敗戦。マチェイ・スコルジャ監督は試合後の会見で「私の印象では、(試合の)結果は内容を反映していないものになった」と振り返った。

 優勝した2016年以来の決勝進出を目指す浦和だが、初戦は悔しさだけが残った。開始15分で17歳MF早川隼平が負傷。今大会ではU-21の日本人選手を1人先発させる義務があるため、第2戦では別のU-21選手が先発入りしなければいけない。後半16分にPKで失点を喫すると、追いつくことはできず。終了直前にキャプテンのDF酒井宏樹が2度目の警告を受けて退場。第2戦はキャプテンも不在となった。

 スコルジャ監督は「全体的にゲームコントロールもできて、マリノスに明らかな決定機はなかった。そういう意味では狙い通りだった」とポジティブな面を挙げつつ、「後半に入ってからは選手たちの疲れも見え、スペースを与え、マリノスがクロスを上げる回数が増えていった」と劣勢を省みる。クロスからPKを与えてしまい、「失点はひとつだけだが、結果に影響するものになった」と悔しさをにじませた。

 早川の負傷で、19歳MF堀内陽太を起用する可能性も高まっている。指揮官は「まずは早川の状態をしっかりと見極めたい」と早川の身を案じながらも「おっしゃるとおり、早川ができない場合は堀内を起用する。でも、大丈夫だと思います」と力を込める。どのポジションで起用するかは明言しなかったが「陽太は多くのポジションができるので、そのうちのひとつで起用したい」と期待を寄せた。

(取材・文 石川祐介)
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石川祐介
Text by 石川祐介

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