バルセロナFWネイマールは、ブラジル代表として今夏のコパ・アメリカとリオデジャネイロ・オリンピックの両方の大会出場するための、独自のプランを用意しているようだ。

　今年の夏は、6月にコパ・アメリカがアメリカで開催され、8月にオリンピックがリオデジャネイロ開催される。バルセロナは、来季に向けての十分な休養と準備期間をネイマールが確保できるように、どちらかひとつの大会しか同選手の出場を認めないと主張している。

　しかし、両大会への出場を望むネイマールは簡単にはあきらめないようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、同選手はオリンピック出場に加えて、コパ・アメリカに準々決勝から参加するというプランを持っているという。

　もしバルセロナがチャンピオンズリーグ決勝に残れば、決勝が開催される5月28日にネイマールのヨーロッパのシーズンが終わることになる。そして、コパ・アメリカの準々決勝は6月17日からスタートする。

　コパ・アメリカの決勝は6月27日に開催され、オリンピックは8月4日に始まる。このプランによってネイマールは、クラブから義務付けられている1か月のバケーションと、ブラジル代表に対する責務を果たすことができると考えているという。

　コパ・アメリカの100周年記念大会での優勝と、地元で開催されるオリンピックで、ブラジルサッカー史上初の金メダルを狙うネイマール。今後のクラブ、代表、選手間の駆け引きに注目が集まるところだ。

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