東京五輪開幕を控え、英メディア『Squawka』が「東京五輪に出場する最もエキサイティングな男子選手」と題して注目選手トップ10を紹介している。U-24日本代表からは唯一、DF冨安健洋(ボローニャ)がランクインした。

　U-24日本代表の主軸となる冨安は10位。記事では「22歳の彼はセンターバックと右サイドバックの両方でのプレーが可能で、ボローニャで素晴らしい2020-21シーズンを過ごした。インターセプト数(54回)とボールクリア数(102回)でチーム2位だった」と紹介。「ビルドアップの能力もあり、スパーズのファンは彼の移籍が噂される中で、今夏の彼の動向に目を光らせているだろう」とトッテナム移籍報道にも触れている。

　アジア最高位となったのは韓国の至宝といわれたU-24韓国代表MFイ・ガンイン(バレンシア)で、冨安をかわして9位にランクイン。「U-24韓国代表で最も若い選手だが、最も高い評価を受けている」としたうえで、「イ・ガンインは過去にダビド・シルバと比較された選手。今夏シルバのレベルに近いパフォーマンスを発揮できれば、韓国は2012年ロンドン五輪で獲得した唯一の銅メダルに(メダルを)追加できる可能性がある」としている。

　1位はスペインが誇る18歳の至宝MFペドリ(バルセロナ)だった。

10選手は以下の通り

1位 U-24スペイン代表 MFペドリ(18=バルセロナ)
2位 U-24ブラジル代表　DFダニエウ・アルベス(38=サンパウロ)※
3位 U-24スペイン代表　MFダニ・オルモ(23=ライプツィヒ)
4位 U-24コートジボワール代表　FWアマド・ディアロ(19=マンチェスター・ユナイテッド)
5位 U-24ブラジル代表　FWリシャーリソン(24=エバートン)
6位 U-24スペイン代表　FWマルコ・アセンシオ(25=レアル・マドリード)※
7位 U-24フランス代表　FWアンドレ・ピエール・ジニャック(35=ティグレス)※
8位 U-24フランス代表　FWフロリアン・トヴァン(28=ティグレス)※
9位 U-24韓国代表 MFイ・ガンイン(バレンシア)(20=バレンシア)
10位 U-24日本代表 DF冨安健洋(22=ボローニャ)

※オーバーエイジ枠