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パリ五輪サッカー南米予選は大接戦で最終節へ…ブラジル対アルゼンチンの敗者は敗退確定、揃って姿を消す可能性も

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ブラジルとアルゼンチンがパリ五輪出場権をかけて激突

 パリオリンピック男子サッカー競技の南米予選決勝リーグ第2節が8日に行われた。ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、ベネズエラが1回戦総当たり方式のリーグ戦を行い、上位2チームが出場権を獲得する。

 初戦でパラグアイに敗れたブラジルはベネズエラと対戦。後半12分に先制するも同22分に追いつかれる。さらに逆転ゴールを決められたかに思われたが、オフサイドの判定に助けられると同43分に勝ち越し、2-1で接戦を制した。

 アルゼンチンは初戦を引き分け、第2節でパラグアイと対戦した。開始3分で先制するも逆転される苦しい展開となったが、後半39分にPKで同点とする。同45分に再び勝ち越されるも後半アディショナルタイムに劇的な同点弾が生まれ、3-3で2試合連続の引き分けとなった。

 この結果、すべてのチームが出場権の獲得も敗退も決まらず、最終節を迎えることになった。11日に最終節を実施し、決勝リーグを終えて勝ち点が並んだ場合は当該チーム間の対戦成績がグループ全体の得失点差よりも優先される。

 2連覇中の2位・ブラジルは3位のアルゼンチンと最終節で対戦し、敗れたチームの敗退が決定する。引き分けの場合は他会場の結果次第で揃って敗退する可能性もあり、稀に見る混戦状態となっている。

以下、順位と対戦カード
※カッコ内は左から勝ち点、得失点、総得点

1位:パラグアイ(4/1/4)
2位:ブラジル(3/0/2)
3位:アルゼンチン(2/0/5)
4位:ベネズエラ(1/-1/3)

▽第1節
ブラジル 0-1 パラグアイ
アルゼンチン 2-2 ベネズエラ

▽第2節
ベネズエラ 1-2 ブラジル
アルゼンチン 3-3 パラグアイ

▽第3節
ブラジル vs アルゼンチン
パラグアイ vs ベネズエラ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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