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ナイキ「THE CHANCE」“日本代表”3選手コメント

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 世界的なスカウトプロジェクト、ナイキ「THE CHANCE」グローバルファイナルは25日、セミファイナルを突破した26名によるファイナルマッチを行い、“日本代表”として参加したFW木下稜介(滝川二高)が合格。勝者16名に名を連ねた木下はマンチェスター・Uなどビッグクラブをまわりアカデミーチームと対戦するスカウティングツアーに参加する。

以下、“日本代表”として「THE CHANCE」グローバルファイナルに出場した3選手コメント

●FW木下稜介(滝川二高)
「今日のプレーが悪かったので、正直呼ばれないと思っていました。ファイナル16名が読みあげていた時自分が呼ばれた瞬間は本当に頭が真っ白になり、自分が呼ばれたのかわからないというかびっくりしました。今まで生きていて一番嬉しかったです。結構練習したのでそれが報われたと思ったら思わず嬉し泣きしてしまいました」

「自分の特徴であるドリブルで抜こうと思ったのですが、自分でミスってしまったり仕掛けなくていいところで仕掛けてしまったり、シュートを打てるところで打てなかったのでそういうところが反省点です。逆にドリブルを積極的に仕掛けていった部分が評価されたのではないかと思います。パスと言われてもやり通したことが良かったのかなと思います」

「他のプレイヤーは昨日より今日のほうが良くなっていて、特にベルギーの6番(Ismail H’Maidat, Belgium)は周囲も見えていてキック精度も高くてうまかったです。1月のスカウトツアー開始までは、怪我は絶対しないようにして、ベストコンディションで迎えたいです。ここからが一番しんどくなるので、最後の一人に残れるように力を出し切りたいと思います」

「この1週間で一番苦労したのはコミュニケーションなので、言葉の部分、特に英語ができないとコーチの指示もわからないし、仲間も何を言っているかわからないので、最低限の準備して挑みたいと思います」

「このプロジェクトがあったのは本当に良かったし、監督さんはじめチームメイト、日本スタッフの皆さん、全ての人達のにもサポートしてくれたおかげであるので、本当に感謝しています」

「(こういったセレクションを受ける人たちへのメッセージ)強い個性をもっている人が目立っていると思うので、メンタル面とか自分でやるぞという気持ちのある人がセレクションをうけると日本からも合格できるのではないかと思います」

●MF山之内優貴(鹿児島実高)
「昨日に引き続き失点に繋がるミスをしてしまったにもかかわらず、受かるかもという気持ちがあったのが甘かったです。キノ(木下選手)と一緒に残りたかったんですけど、キノだけでも残ってくれたので良かったですし、また自分にとってはイージーミスを減らすことと、球際の部分で負けないことという課題が見つかったので、この悔しさを忘れずにまた頑張りたいと思いま」

「ファイナルの試合のレベルはこれまでと比べて断然高かったです。日本の同世代のトップレベルと同じくらいのレベルでした。チームとしてもやりやすかったですけれど、ゲームにも負けてしまったので残念でした」

「センターバックでのプレーでしたが、普通のセンターバックとは違うことをしようとして、横パスだけではなく、縦パスを意識しながらやりました。うまく何本か入れられたのでそういうところは通用したんじゃないかなと思います」

「本当にいい経験をさせてもらえたので、絶対に16人に残りたかったです。しかし、力不足で残れなかったので、この今感じている悔しさを忘れずにフル代表になるという夢を叶えられるように頑張りたいと思います。この1週間で1番うれしかったことは、カンプ・ノウでクラシコを見られたことです。すごい雰囲気がある中ですごいパフォーマンスを見れたので、とても幸せな時間でした。そういう空間でいつかやってみたい気持ちが強くなりました」


●DF冨澤右京(桐蔭学園高)
「これから自分が何をしなければならないのかがわかったので、それは良かったです。フィジカルと対人の強さと語学。これらをもっと向上させていきたいと思っています」

「今回選ばれた選手は体つきも良くて、当たり負けしない強い身体だったので自分はそれを上回るような身体づくりとか練習をしていかなければならないと感じました。言葉がわからなくても、伝えようとする気持ちがあれば伝わるので、自分は積極的に声をかけるようにしていました」

「まずは、こういうイベントがあったら積極的に受けるべきだと思います。そのセレクションによって自分の人生が大きく変わるかもしれないからです。セレクションでは、自分のプレーを出して、コミュニケーションを取ることを意識して、自分が絶対に残ってやるという気持ちをプレーに出さないと残れないと思います。気持ちの面でまずは戦えるようになってほしいと思います」

「自分が最初でダメだったんですけど、その経験ができたのは自分だけだし、自分だけがこの悔しさを味わえたっていう意味では良かったと思いたいです。生まれて一番悔しかったですが、この想いを忘れないようにしなければ意味が無いと思うし、自分はプロになりたいので、将来この経験があったからこそ、プロになれたんだと思うようにしていきたい」

「あとは、こういう機会を与えてくれた監督、チームメイト、ナイキ関係者の方々、応援してくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。色々してくれたのに、残れなかったことは申し訳ないと思っているし、将来有名になって色々な人に恩返しできるように頑張って行きたいです」

「チャンスに参加してから、今までよりもっとサッカーについて深く考えるきっかけになりました。このチャンスに参加して、よりプロになりたいと思うようになりました。実際アントラーズの練習に参加して、プロの世界の厳しさとかを知ることができたので、その経験を活かしてプロになるためにトレーニングを積んでいきたいと思います」

(協力 ナイキジャパン)

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