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F.C.大阪、昨年に変更したクラブ名を再度改称 異例の「FC大阪→F.C.大阪→FC大阪」に

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F.C.大阪が名称変更

 F.C.大阪(JFL)は12日、同日からクラブ名およびトップチーム名称「F.C.大阪」を「FC大阪」と再度改称すると発表した。

 クラブは昨年1月1日付けで、法人名「株式会社FC大阪」を「株式会社F.C.大阪」に、トップチーム名称「FC大阪」を「F.C.大阪」に改称。その理由として、サッカークラブの枠にとどまらない地域貢献を目指す中で、「『FC』にはフットボールクラブという1つの意味だけではなく、『F』には様々な領域を示す『Field』、基礎・基板の『Foundation』、人々のためにという『For people』の意、『C』には地域貢献の『Community contribution』、協調の『Cooperation』、信頼の『Confidence』、創造の『Creation』の意と、『F』『C』それぞれに独立した意味を含め、より担うべき役割に向かってクラブを進化させていくため」と説明していた。

 しかし、改称元年となった2021年に「F.C.大阪」として地域社会に根ざした様々な活動する中、「皆様から『F.C.大阪』というクラブ名についてたくさんのお声をいただき、またマーケティング・広報の観点からも多くのアドバイスをいただきました」という。その上で「『F.C.大阪』の名称につきまして、たくさんの方からいただいたお声をもとに検討しました結果、皆様への『親しみやすさ』に立ち返り、2020年まで使用しておりました『FC大阪』にクラブ名及びトップチーム名称を戻させていただくことと致しました」と伝えた。

 ただし、法人名は「株式会社F.C.大阪」のままで変更はない。クラブは「『株式会社F.C.大阪』はサッカークラブの枠にとどまらず、地域社会に貢献するために、クラブの活動を通じた、スポーツ文化の醸成、地域活性化、様々なステークホルダーを繋ぐコンテンツとした役割や、地域発展の新たな取組みを創造する結節点・発信源の役割を担っていくことを目指してまいります」と表明し、「目指すべき思いを実現させ、Jリーグ昇格を叶えるため、クラブ一丸となり精進して参ります。今後一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とした。

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