栃木シティFC(関東1部)のFW田中パウロ淳一が7日に自身のYouTubeチャンネル『パウロちゃんねる』を更新し、「【暴露】大阪桐蔭高校野球部は特別扱い!サッカー部との待遇の差がヤバすぎる件について」と題した動画を公開した。

　大阪桐蔭高出身の田中は2012年に川崎フロンターレへ入団。ツエーゲン金沢、FC岐阜、レノファ山口FC、松本山雅FCと渡り歩き、今季から栃木シティFCに所属している。

　田中は動画の中で「WBCエグかったですね」と侍ジャパン(野球日本代表)のWBC優勝に言及し、「もともと野球って素晴らしい競技で、日本人の中でサッカーしてる人の方が多いらしいんですけど、野球の方が規模やっぱりデカいですよね。っていうのはやっぱりWBCを優勝するとか、それぐらい野球って素晴らしく強いんですよ!」と力説。「今回もね、大谷翔平選手が称えられてますが、もう全員エグいでしょ!? そうやってん! 昔もそうやってん!」と続け、自身の高校時代を回想した。

「俺、大阪桐蔭やねんけど、野球ね、エグすぎてもうサッカー部かすむかすむ、いつも! 野球すごすぎて『うわ! 大阪桐蔭。野球部や! 野球部や!』って。サッカー部もう…『ウッス…ウッス』みたいな」

　大阪桐蔭には全生徒が参加する勉強合宿があり、そこでも野球部は周囲から大きな注目を集めていたという。

「全員で食べる時に『どんだけご飯食べるんや?』とか見られたりしてるんですよ。一般の勉強で入った方とかは、スポーツクラスどれだけ食べるんかなと思って見てるんですよ」

「野球部なんて『いただきます、いただきます、はい』で立ってんねん。俺が『いただきます』って、こうやって(手を合わせて)5秒ぐらい、『いただきます』って言って、パッと目開けたら、もう立ってんねん。列出来てんねん、野球部の列が。『次のご飯おかわりできますよー』ってもう2杯目」

「一般の勉強の方が『おお〜』みたいな。まあラグビー部もいますよ、そん中に。で、パッとサッカー部見るやん。サッカー部、少食、少食。野球部のご飯食べる量ってすごかったし、そのご飯食べるだけでも『おお〜』ってなるぐらい、野球すごい人気やねん!」

　冗談交じりに悔しさで絶叫した田中は、自身の卒業時のエピソードも明かした。

「僕が卒業する時もね、川崎フロンターレ(入団が)決まってたんですよ。その時もね、一個下に藤浪選手いて、卒業生を見送る藤浪みたいに載ってましたからね。(おどけた表情で)俺は? 俺どこ行ったん。プロ決まってたんやで、その時。プロ決まってたのに俺どこ行ってん。それぐらい野球って素晴らしいんですよね。だから野球ってね、このWBC優勝するっていうのは、やっぱりすごいことなんですけどね、もともとすごいねん!」

　野球の人気ぶりを強調した田中だが、続けてサッカー日本代表のすごさも熱弁。その上で「この野球の熱っていうのは素晴らしいんで、これに負けないようにサッカーの熱もどんどん上げていきたいと思うんで、ぜひ皆さん日本代表のサッカーもチェックしてほしいなと思います」と呼びかけた。

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