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元日本代表FW高原直泰が今季限りで現役引退へ「幸せな選手生活でした」

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日本代表のエースストライカーとして活躍したFW高原直泰

 沖縄SV(JFL)は31日、元日本代表FW高原直泰(44)が2023シーズンをもって選手を引退することになったと発表した。なお、来季以降も引き続き、代表取締役としてクラブを監督としてトップチームを引率していくという。

 静岡県三島市出身の高原は、東海第一中(現 東海大静岡翔洋中)、清水東高を経て、1998年にジュビロ磐田でキャリアをスタート。2001年に日本を飛び出し、ボカ・ジュニアーズ (アルゼンチン)、ハンブルガーSV、フランクフルト(以上、ドイツ)を渡り歩き、08年にJリーグに復帰した。浦和レッズ、水原三星(韓国)、清水エスパルス、東京ヴェルディ、SC相模原でプレーしたストライカーは、16年に沖縄SVを創設。代表・監督兼選手として県リーグから昇格を繰り返し、今季はJ3リーグの一つ下、日本フットボールリーグ(JFL)を戦っている。

 2000年に初選出された日本代表では、ドイツW杯(2006年)に参加するなど公式戦57試合に出場し、23得点をマーク。高原は6月に44歳の誕生日を迎え、この度、今季限りでの現役引退を決断したようだ。クラブを通じて次のようにコメントした。

「今季で選手を引退することにしました。ここまで多くの方々に支えられて選手を続けることができ、幸せな選手生活でした。本当にありがとうございました。選手としての残りの時間を全力で楽しんでいきます。チームは現在、苦しんでいる状況ですが、監督、選手として精一杯戦っていきます。今シーズンを終えるころに皆様に改めて詳しくお話する機会をつくりたいと思っておりますので、引き続き皆様のサポートをよろしくお願いします」

 以下、クラブ公式サイト上のプロフィール

●高原直泰
(たかはら・なおひろ)
■生年月日
1979年6月4日(44歳)
■出身地
静岡県
■身長/体重
180㎝/77kg
■経歴
三島山田-東海第一中-清水東高-磐田-ボカ・ジュニアーズ-ハンブルガーSV-フランクフルト-浦和-水原三星-清水-東京V-相模原-沖縄SV
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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