アルビレックス新潟は6日、レディースに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)のFW菅澤優衣香とMF上尾野辺めぐみを、クラブの契約社員として雇用すると発表した。両選手は3月末で、これまでの受け入れ先企業を退社。今後は契約社員として、ホームタウン活動や保育園・幼稚園の巡回指導を行うなど、新潟県内の女子サッカーの普及・発展に貢献するために活動をしていくという。

　菅澤、上尾野辺は昨日まで行われていたキリンチャレンジ杯を戦った日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーに名を連ね、菅澤は5日のブラジル女子代表戦では、後半44分にチーム4点目、優勝を決めるゴールを決めていた。

　両選手はクラブを通じ、菅澤は「4月からアルビレックス新潟でお世話になることになりました。サッカーの楽しさを広め、少しでもお役に立てるよう頑張りたいと思います。また、私自身のサッカーの向上にも励んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いします」。

　上尾野辺は「このたびアルビレックス新潟で社員として勤務させていただくことになりました。サッカーに集中できる環境を作ってもらい、本当に感謝しています。今よりももっと責任感あるプレーで頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」とコメントを発表している。