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カウンターから右足一閃!多摩大目黒FW陸野が再び駒大高のゴール破る!:東京

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後半28分、多摩大目黒高FW陸野泰勢が先制ゴール

[6.10 総体東京都予選2次T2回戦 多摩大目黒高 2-1 駒澤大高 堀越学園総合G]

 堅守・駒澤大高のゴールを再び破った。0-0の後半28分、多摩大目黒高は自陣からカウンター攻撃。右SB関澤洋(2年)の縦パスで抜け出したFW陸野泰勢(3年)がカバーしたDFの背中を巧みに取って右足を振り抜く。

「ゴール見えたんで打つだけでした。(GKの頭上を)狙っていました。GKが前に出たんで思い切り打ちました」という陸野の一撃が、GKの頭上を抜けてゴールネットに突き刺さる。遠藤雅貴監督が「シュートに関しては思い切りが良い。上手く入れてくれました」と称賛する陸野のファインゴール。これが勝敗の行方を大きく傾けた。

 陸野は昨秋の選手権予選でも駒大高からゴールを決め、2連覇中だった王者撃破に貢献。駒大高は1年時からレギュラーの注目CB齋藤我空(3年)を擁しているが、陸野にはスピードのある齋藤にも負けない自信があった。駒大高がハイラインを引いてくることも想定済み。その中で1チャンスを狙い続けて、相手の背後を取り、見事なゴールを決めた。

 常にゴールを目指し、点を取ることを最優先にプレーする点取り屋。今大会4得点目のゴールでチームを勝利へと導いた陸野は準々決勝へ向けて「チーム全員で応援も含めて戦って、僕のゴールで勝たせたい」と力を込めた。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018

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