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三重がPK戦で那覇振り切り、13年大会以来の初戦突破

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2回戦進出を決めた三重高が歓喜のダッシュ(写真協力=『高校サッカー年鑑』)

[8.14 インターハイ1回戦 那覇高 0-0(PK4-5)三重高 日東シンコースタジアム丸岡人工芝グラウンド北コート]

 三重高(三重)が、13年大会以来となる全国1勝だ。14日、インターハイ1回戦で那覇高(沖縄)と対戦した三重は、0-0で突入したPK戦の末、5-4で勝利。16年大会から18年大会は3大会連続で初戦敗退に終わっていたが、13年初戦で佐賀商高(佐賀)に7-1で勝って以来、全国2勝目となる白星を挙げた。

 那覇は69年大会以来の白星に挑戦。雨中の難しいコンディションの中でもDFラインからグラウンダーの勇気あるビルドアップ。ミスしてもチャレンジを繰り返し、相手を押し込む時間を増やしていた。

 後半、三重はエースFW吉良元希(3年)や交代出場のFW世古千颯(3年)を起点にゴールへ迫っていたが、那覇は守備範囲の広いGK上地悠大郎(3年)や対人で強さを見せるCB池間遼俊(3年)中心にゴールを許さない。

 セットプレーを含めて危ないシーンを作られていた那覇だが、70分間を無失点。だが、三重も相手にシュートを打たせず、試合はPK戦決着となった。先攻・那覇の1人目は三重GK田端亮雅(3年)に反応されて失敗。一方、三重は1人目の吉良から4人目のMF逵村健斗(3年)まで4人連続で成功する。那覇も2人目から5人目まで4人連続で成功したが。最後は三重5人目のFW井上晃雅(3年)が右足で決めて決着をつけた。

 三重は16日の2回戦で実践学園高(東京1)と戦う。


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