[7.30 インターハイ1回戦 成立学園 1-3 桐光学園 カムイの杜公園多目的運動広場B]

　令和5年度全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」男子サッカー競技(北海道)は30日、2回戦を開催した。カムイの杜公園多目的運動広場Bの第1試合では、8大会ぶり4回目の出場を果たした成立学園(東京2)と3大会ぶり15回目の出場となる桐光学園(神奈川1)が激突。桐光学園が3-1で勝利した。

　試合は立ち上がりから桐光学園ペースで進む。アグレッシブな攻撃で相手ゴールに迫ると、前半5分には惜しいシュートもあった。その後もロングボールで前線を狙うも、成立学園GK新渕七輝(3年=川崎フロンターレU-15)の好守に遭う。それでも、同9分にDF川村優介(3年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜)が左サイドからのボールを流し込み、先制点を奪った。

　早い時間帯で先制を許した成立学園だが、すぐさま試合を振り出しに戻す。前半11分、MF外山朔也(3年=エム・イー・エス千葉 VITTORIAS FC)がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。自らキッカーを務め、ゴール左に突き刺した。

　前半アディショナルタイム2分には、桐光学園に決定機が生まれるも、ここも新渕が立ちはだかる。広い守備範囲でペナルティエリアぎりぎりまで飛び出すと、体を張ったセーブでゴールを死守した。

　後半も入りから攻勢に転じた桐光学園は、同14分にMF松田悠世(3年=シュートJrユースFC)がPKで勝ち越し弾。ゴール左に沈めた。同22分には、左サイドからのコーナーキックをMF羽田野紘矢(3年=横浜F・マリノスジュニアユース)がニアサイドで合わせて追加点。終始攻撃の手を弱めことなく、3-1で勝利した。

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●【特設】高校総体2023