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[CL]またも先制許した守備に警鐘、ルーニー「この傾向は危険」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、グループリーグ第2節を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でCFRクルージュ(ルーマニア)と対戦し、2-1の逆転勝利を飾った。先発復帰戦で2アシストを記録したFWルーニーは「難しい試合だった。勝ち点3を取れて本当に良かった」と勝利を喜びながらも、守備の不安定さに警鐘を鳴らしている。

 前半14分に先制されながらルーニーのパスからFWファン・ペルシーが2得点を挙げ、逆転勝ちしたユナイテッド。しかし、今季は0-1で敗れたプレミアリーグ開幕戦のエバートン戦を皮切りに、第2節・フルハム戦(3-2)、第3節・サウサンプトン戦(3-2)、第5節・リバプール戦(2-1)、第6節・トッテナム戦(2-3)といずれも先制点を許している。

 先制したのは4-0で完封勝ちした第4節・ウィガン戦のみという状況に「この傾向は危険。(先制されるのは)決して良いことではない」と指摘。「この悪い傾向は止めないといけない。特にCLのように、勝つのが難しい状況ではね」と守備の改善を訴えた。

 8月20日のプレミアリーグ開幕戦・エバートン戦以来の先発復帰となったルーニーは初めてファン・ペルシーとともに先発でピッチに立った。「今日は下がってプレーしたけど、(ファン・ペルシーと)良い連係も生まれた。2点目は完璧だった。真後ろで見ていたからね」と、コンビネーションに手応えも口にした。

「自分としては下がった位置でプレーすることに抵抗はない。大事なのはグループリーグを突破して、決勝トーナメントに進むこと。良い位置にいると思う。次のブラガ戦に勝てれば、突破が見えてくるね」。敵地で勝ち点3を奪い、2連勝。守備の不安を補う攻撃力で単独首位に立った。


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