26日に行われたキャピタル・ワン杯3回戦ニューカッスル戦で復帰を果たしたFWウェイン・ルーニー。ルーニーが帰ってきたことでポジション争いの激化は避けられないが、公式サイトでインタビューに応じたルーニーは「FW陣の定位置争いは厳しいね。でもチームにとっては良いことだと思う。ロビン・ファン・ペルシー、ダニー・ウェルベック、シンジ、ハビエル・エルナンデス、そして俺が1つ、または2つの枠を争っている。チームにとっては喜ばしいことだよ」とポジション争いを歓迎している。

　ルーニーは8月25日のフルハム戦で相手選手との接触により、右太ももを裂傷。手術を必要とする大ケガを負い、一時は長期離脱の可能性も心配された。だが驚異的な回復をみせると、26日のニューカッスル戦に先発出場。後半31分までプレーして、復活を果たした。

「攻撃のオプションが増えたけれど、今シーズンは沢山の試合をこなさなければならない。だから質の高い選手が沢山いることはチームにとって喜ばしいことだと思う。シーズン終盤の大事な試合に向けてしっかり準備できるように随時休むことが出来るからね」とチームバランスの良さを語るルーニー。V・ペルシーの加入によりトップ下での出場が増えることも予想されるが、「どこでもやるよ」と問題なしを強調する。ただ「基本的に僕はCF」とエースとしてのこだわりも見せている。