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[CL]ミランが敵地でゼニトに競り勝ち今大会初勝利

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は3日、各地でグループリーグ第2節2日目を行った。C組のミラン(イタリア)は敵地でゼニト(ロシア)に3-2で競り勝ち、今大会初勝利を挙げた。ゼニトは2連敗となった。

 グループリーグ初戦はホームでアンデルレヒト(ベルギー)と0-0の引き分けに終わっていたミランがアウェー初戦で勝ち点3をもぎ取った。前半13分、右45度の位置からMFエマヌエルソンが左足で直接FKを狙うと、壁に当たってコースの変わったシュートがゴール左に吸い込まれ、先制点。さらに同16分には中央をドリブル突破したFWエル・シャーラウィが鮮やかな個人技から右足でゴール左隅にねじ込み、2-0と突き放した。

 立ち上がり早々の2得点で試合を優位に運ぶミランだったが、ゼニトも前半終了間際にFWフッキのゴールで1点を返す。1点差で後半に折り返すと、その立ち上がり4分、フッキの右CKにMFシロコフがヘディングで合わせ、ゼニトが2-2の同点に追いついた。

 一進一退の攻防が続く白熱した試合展開の中、決勝点は思わぬ形で生まれた。ミランは後半30分、MFモントリーボが右サイドを突破し、ゴール前にクロス。FWパッツィーニがニアサイドに走り込むと、DFフボチャンのオウンゴールを誘い、3-2と勝ち越しに成功した。

 ホームで負けられないゼニトも猛反撃に出るが、後半37分、フッキの左CKからこぼれ球を右足ダイレクトボレーで狙ったDFアニュコフのシュートはGKアッビアーティがビッグセーブ。1点リードを死守したミランが3-2で逃げ切り、今大会初の勝ち点3を手にした。


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